ゼンゼロ PC版スペック 見落としがちな落とし穴とは

目次

ゼンゼロをPCで快適に遊ぶために知っておくべきこと

ゼンゼロをPCで快適に遊ぶために知っておくべきこと

「動けばいい」では済まない理由

ゼンゼロ(Zenless Zone Zero)は、HoYoverseが手がけるアクションRPGで、スマートフォン版・コンソール版に加えてPC版も正式にリリースされています。

グラフィックのクオリティ、エフェクトの密度、そしてキャラクターアニメーションの滑らかさは、同社の過去作を大きく上回るレベルに仕上がっています。

「スマホゲームだからPCでも余裕でしょ」と思って起動したら、カクつきが止まらなかった——そんな経験をしてしまいますよね。

実際、ゼンゼロはスマホゲームという出自を持ちながら、PC版では相当なグラフィック処理を要求してくる場面があります。

特に高フレームレート設定や高解像度での動作を目指すなら、スペック選びは慎重に行った方がいいでしょう。

この記事では、公式推奨スペックの読み方から、BTOパソコンや完成品PCを選ぶ際に見落としがちな落とし穴まで、実際にベンチマークを回してきた経験をもとに徹底的に解説します。


ゼンゼロ PC版の公式スペックを正しく読む

ゼンゼロ PC版の公式スペックを正しく読む

公式スペックの数字は「最低ライン」に過ぎない

まず公式が提示しているスペック要件を確認しておきましょう。

HoYoverseが公開しているゼンゼロのPC版スペック要件は以下の通りです。

項目 最低スペック 推奨スペック
OS Windows 10 64bit Windows 10/11 64bit
CPU Core i5相当以上 Core i7相当以上
GPU GTX 1060 6GB相当以上 RTX 2060相当以上
RAM 16GB 16GB
ストレージ 60GB以上の空き容量 SSD 60GB以上
DirectX DirectX 11 DirectX 12

この表を見て「推奨スペックを満たしていれば大丈夫」と判断してしまう方もいるのではないでしょうか。
しかし、ここに最初の落とし穴があります。

公式の推奨スペックはあくまで「ゲームが動作する」ことを保証するラインであり、「快適に遊べる」ことを保証するものではありません。
特にゼンゼロは、バトルシーンでのエフェクト処理が非常に重く、推奨スペックギリギリの環境では60fps維持すら怪しくなる場面があることが分かっています。

実際のプレイで求められるスペックはどこか

では一体どのくらいのスペックがあれば快適にプレイできるのでしょうか。

私が実際に複数の構成でテストした結果をもとに、解像度別・フレームレート別の目安をまとめました。

解像度 / 目標fps GPU目安 CPU目安 RAM目安
1080p / 60fps RTX 5060Ti相当 Ryzen 5 9600以上 16GB DDR5
1080p / 120fps RTX 5070相当 Ryzen 7 9700X以上 32GB DDR5
1440p / 60fps RTX 5070相当 Ryzen 7 9700X以上 32GB DDR5
1440p / 120fps RTX 5070Ti相当 Ryzen 7 9800X3D以上 32GB DDR5
4K / 60fps RTX 5080相当 Ryzen 7 9800X3D以上 32GB DDR5

この数字を見ると、「思ったより要求が高い」と感じる方もいると思います。
それが正直なところで、ゼンゼロはライトなゲームに見えて、実際には処理負荷の高い場面が頻繁に訪れます。


見落としがちな落とし穴 その1:フレームレート上限の設定

見落としがちな落とし穴 その1:フレームレート上限の設定

ゼンゼロには独自のフレームレート制限がある

ゼンゼロのPC版には、ゲーム内設定でフレームレートの上限を選択できる仕組みがあります。

デフォルトでは60fps上限に設定されていることが多く、「なんかカクつく気がするけど60fpsは出てるし……」と感じながらプレイしている方もいるかもしれません。

ここが重要な落とし穴です。

ゲーム内の設定から120fpsや144fpsに上限を引き上げることで、動作の滑らかさが劇的に変わります。

しかし、フレームレート上限を引き上げた途端にGPU負荷が跳ね上がり、スペックが追いつかなくなるケースが続出しています。

私が実際にRTX 5060Ti搭載機でテストしたところ、1080p・60fps上限では平均95fps前後で安定していたものが、120fps上限に変更した瞬間にバトルシーンで平均78fps前後まで落ち込み、激しいエフェクトが重なる場面では60fpsを割り込むことも確認しました。

パソコン おすすめモデル4選

パソコンショップSEVEN ZEFT R67E

パソコンショップSEVEN ZEFT R67E
【ZEFT R67E スペック】
CPUAMD Ryzen7 7700 8コア/16スレッド 5.30GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースDeepCool CH160 PLUS Black
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R67E

パソコンショップSEVEN ZEFT R60GP

パソコンショップSEVEN ZEFT R60GP
【ZEFT R60GP スペック】
CPUAMD Ryzen9 9950X3D 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060 (VRAM:8GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースFractal Pop XL Silent Black Solid
CPUクーラー空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION
マザーボードAMD B850 チップセット GIGABYTE製 B850 AORUS ELITE WIFI7
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60GP

パソコンショップSEVEN ZEFT R61GQ

パソコンショップSEVEN ZEFT R61GQ
【ZEFT R61GQ スペック】
CPUAMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070 (VRAM:12GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースCoolerMaster MasterFrame 600 Silver
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH
マザーボードAMD B850 チップセット GIGABYTE製 B850 AORUS ELITE WIFI7
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R61GQ

パソコンショップSEVEN ZEFT R60BJ

パソコンショップSEVEN ZEFT R60BJ
【ZEFT R60BJ スペック】
CPUAMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードRadeon RX 7800XT (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake Versa H26
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードAMD B650 チップセット ASRock製 B650M Pro X3D WiFi
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60BJ

「120fps出したい」なら最初からそのスペックで買う

「後からグラボだけ換装すればいい」と考えるのは分かりますが、BTOパソコンや完成品PCを購入する際は、最初から目標フレームレートに合わせたスペックを選ぶことが賢明です。

なぜなら、グラフィックボードの換装は思った以上にコストがかかるうえ、電源ユニットの容量不足という別の問題を引き起こす可能性があるからです。


見落としがちな落とし穴 その2:メモリ容量と速度

見落としがちな落とし穴 その2:メモリ容量と速度

16GBでは足りなくなるケースがある

公式推奨スペックのメモリは16GBとなっています。

しかし、ゼンゼロをプレイしながらDiscordやブラウザを同時に起動している状態では、16GBのメモリがほぼ満杯になってしまうことがあります。

メモリが逼迫すると、ゲーム内でのロード時間が伸び、テクスチャの読み込みが遅延し、最悪の場合はフレームレートの急落を引き起こします。

これはGPUの性能不足とは別の問題なので、グラボをいくら強化しても解決しません。

現在のゲーミングPCにおけるメモリの主流はDDR5規格で、容量は32GBが最もバランスの取れた選択肢です。

ゼンゼロをメインに遊ぶとしても、将来的な他タイトルへの対応を考えると32GBを選んでおく方がいいでしょう。

メモリ速度も見逃せない

容量だけでなく、メモリの動作速度も重要です。

DDR5-5600以上の規格品を選ぶことで、CPUとのデータ転送効率が上がり、特にRyzen 9000シリーズとの組み合わせでは体感できるレベルの差が出ることもあります。

BTOパソコンを選ぶ際は、搭載メモリの規格をしっかり確認しているかどうかをチェックしましょう。

スペック表に「DDR5」とだけ書かれていて速度が不明な場合は、購入前にメーカーに問い合わせるという可能性があるからです。


見落としがちな落とし穴 その3:ストレージの種類と速度

見落としがちな落とし穴 その3:ストレージの種類と速度

HDDは論外、SSDでも種類で差が出る

ゼンゼロのインストール容量は60GB以上を要求しており、今後のアップデートでさらに増加することが予想されます。

HDDにインストールしてしまうと、ロード時間が著しく長くなるだけでなく、オープンフィールドの移動中にテクスチャのポップインが頻発します。

これは絶対に避けたいですよね。

NVMe M.2規格のSSDを選ぶのは今や当たり前になっています。

ただし、PCIe Gen.4とGen.5では価格差があり、ゼンゼロ単体の用途であればGen.4で十分です。

Gen.4 SSDでも読み込み速度は7,000MB/s前後を実現しており、ゲームのロード時間という観点ではGen.5との体感差はほとんどありません。

容量は2TBを選んでおくと、ゼンゼロ以外のゲームも余裕を持って管理できます。

1TBだと思ったより早く容量が逼迫してしまいますよね。



見落としがちな落とし穴 その4:電源ユニットの容量

見落としがちな落とし穴 その4:電源ユニットの容量

パソコン おすすめモデル5選

パソコンショップSEVEN ZEFT R64M

パソコンショップSEVEN ZEFT R64M
【ZEFT R64M スペック】
CPUAMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードRadeon RX 9070XT (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
SSD SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースFractal North ホワイト
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH
マザーボードAMD B850 チップセット MSI製 PRO B850M-A WIFI
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R64M

パソコンショップSEVEN SR-ar9-9360D/S9

パソコンショップSEVEN SR-ar9-9360D/S9
【SR-ar9-9360D/S9 スペック】
CPUAMD Ryzen9 9950X 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P20C ブラック
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
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パソコンショップSEVEN SR-ar9-9360D/S9

パソコンショップSEVEN ZEFT R66J

パソコンショップSEVEN ZEFT R66J
【ZEFT R66J スペック】
CPUAMD Ryzen7 7700 8コア/16スレッド 5.30GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070 (VRAM:12GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースDeepCool CH170 PLUS Black
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R66J

パソコンショップSEVEN ZEFT R60IR

パソコンショップSEVEN ZEFT R60IR
【ZEFT R60IR スペック】
CPUAMD Ryzen9 9950X3D 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake The Tower 100 Black
CPUクーラー空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850I Lightning WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60IR

パソコンショップSEVEN ZEFT R59FB

パソコンショップSEVEN ZEFT R59FB
【ZEFT R59FB スペック】
CPUAMD Ryzen7 9700X 8コア/16スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060 (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースASUS Prime AP201 Tempered Glass ホワイト
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH
マザーボードAMD B650 チップセット ASRock製 B650M Pro X3D WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R59FB

BTOパソコンの電源は「ギリギリ設計」が多い

これが最も見落とされがちな落とし穴かもしれません。

BTOパソコンや完成品PCの多くは、コストを抑えるために電源ユニットの容量を必要最低限に設定していることがあります。

例えば、RTX 5070Tiを搭載したPCに750W電源が組み合わされているケースがあります。

RTX 5070Tiの推奨電源は850W以上とされており、高負荷時に電源が不安定になるリスクがあります。

ゲーム中に突然PCがシャットダウンする、フレームレートが不自然に落ちるといった症状が出た場合、電源容量の不足を疑った方がいいでしょう。

BTOパソコンを選ぶ際は、搭載GPUに対して電源容量が適切かどうかを必ず確認することをおすすめします。

目安として、RTX 5070搭載機なら850W以上、RTX 5070Ti搭載機なら1000W以上の電源を選ぶのが安心です。


見落としがちな落とし穴 その5:冷却性能と筐体設計

見落としがちな落とし穴 その5:冷却性能と筐体設計

熱でパフォーマンスが落ちる「サーマルスロットリング」

ゼンゼロは長時間プレイするゲームです。

1時間、2時間と連続してプレイしていると、PCの内部温度が上昇し、CPUやGPUが自動的に動作クロックを下げる「サーマルスロットリング」が発生することがあります。

これが起きると、プレイ開始直後は快適だったのに、1時間後にはカクつきが目立つようになる——という現象が発生します。

「スペックは十分なはずなのに」と悩んでしまいますよね。

コンパクトなミニタワーや省スペース型の完成品PCは、エアフローが制限されやすく、サーマルスロットリングが起きやすい傾向があります。

ゼンゼロを快適に長時間プレイするなら、エアフローに優れたミドルタワーケースを採用したBTOパソコンを選ぶのが賢明です。

CPUクーラーの性能も確認を

BTOパソコンのスペック表には、CPUクーラーの詳細が記載されていないことも多いです。

特にRyzen 7 9800X3DやCore Ultra 7 265Kといったミドルハイ以上のCPUを搭載する場合、付属のリテールクーラーでは冷却が追いつかないケースがあります。

DEEPCOOLやサイズといったメーカーの大型空冷クーラー、あるいは簡易水冷クーラーが搭載されているかどうかを確認しておくと安心です。


最新CPU性能一覧


型番 コア数 スレッド数 定格クロック 最大クロック Cineスコア
Multi
Cineスコア
Single
公式
URL
価格com
URL
Core Ultra 9 285K 24 24 3.20GHz 5.70GHz 43536 2461 公式 価格
Ryzen 9 9950X 16 32 4.30GHz 5.70GHz 43286 2265 公式 価格
Ryzen 9 9950X3D 16 32 4.30GHz 5.70GHz 42307 2256 公式 価格
Core i9-14900K 24 32 3.20GHz 6.00GHz 41592 2354 公式 価格
Ryzen 9 7950X 16 32 4.50GHz 5.70GHz 39031 2075 公式 価格
Ryzen 9 7950X3D 16 32 4.20GHz 5.70GHz 38955 2046 公式 価格
Core Ultra 7 265K 20 20 3.30GHz 5.50GHz 37707 2352 公式 価格
Core Ultra 7 265KF 20 20 3.30GHz 5.50GHz 37707 2352 公式 価格
Core Ultra 9 285 24 24 2.50GHz 5.60GHz 36059 2194 公式 価格
Core i7-14700K 20 28 3.40GHz 5.60GHz 35917 2231 公式 価格
Core i9-14900 24 32 2.00GHz 5.80GHz 34148 2205 公式 価格
Ryzen 9 9900X 12 24 4.40GHz 5.60GHz 33279 2234 公式 価格
Core i7-14700 20 28 2.10GHz 5.40GHz 32908 2099 公式 価格
Ryzen 9 9900X3D 12 24 4.40GHz 5.50GHz 32796 2190 公式 価格
Ryzen 9 7900X 12 24 4.70GHz 5.60GHz 29590 2037 公式 価格
Core Ultra 7 265 20 20 2.40GHz 5.30GHz 28868 2153 公式 価格
Core Ultra 7 265F 20 20 2.40GHz 5.30GHz 28868 2153 公式 価格
Core Ultra 5 245K 14 14 3.60GHz 5.20GHz 25742 0 公式 価格
Core Ultra 5 245KF 14 14 3.60GHz 5.20GHz 25742 2172 公式 価格
Ryzen 7 9700X 8 16 3.80GHz 5.50GHz 23351 2209 公式 価格
Ryzen 7 9800X3D 8 16 4.70GHz 5.40GHz 23339 2089 公式 価格
Core Ultra 5 235 14 14 3.40GHz 5.00GHz 21094 1856 公式 価格
Ryzen 7 7700 8 16 3.80GHz 5.30GHz 19729 1935 公式 価格
Ryzen 7 7800X3D 8 16 4.50GHz 5.40GHz 17934 1813 公式 価格
Core i5-14400 10 16 2.50GHz 4.70GHz 16229 1775 公式 価格
Ryzen 5 7600X 6 12 4.70GHz 5.30GHz 15463 1979 公式 価格

ゼンゼロ向けBTOパソコンの選び方

ゼンゼロ向けBTOパソコンの選び方

予算別の最適構成

ゼンゼロを快適にプレイするためのBTOパソコン構成を、予算帯別に整理します。

予算帯 GPU CPU RAM ストレージ 想定fps(1080p)
15万円前後 RTX 5060Ti Ryzen 5 9600 16GB DDR5 1TB Gen.4 SSD 平均85〜95fps
20万円前後 RTX 5070 Ryzen 7 9700X 32GB DDR5 1TB Gen.4 SSD 平均110〜130fps
25万円前後 RTX 5070Ti Ryzen 7 9800X3D 32GB DDR5 2TB Gen.4 SSD 平均130〜155fps
35万円以上 RTX 5080 Ryzen 7 9800X3D 32GB DDR5 2TB Gen.4 SSD 平均160〜180fps(4K対応)

ゼンゼロを1080p・120fps以上で快適に遊ぶなら、RTX 5070 × Ryzen 7 9700X × 32GB DDR5の組み合わせが現時点での最適解です。
コストと性能のバランスが最もよく、将来的なアップデートによる要求スペック増加にも対応できる余裕があります。

BTOパソコンショップで確認すべきポイント

BTOパソコンを注文する際に必ず確認しておきたい項目を整理しておきます。

  1. 電源ユニットの容量と80PLUS認証グレード(Bronze以上推奨)
  2. CPUクーラーの種類(リテールクーラーか、サードパーティ製か)
  3. メモリの規格と速度(DDR5-5600以上か)
  4. SSDのインターフェース(NVMe M.2 Gen.4以上か)
  5. ケースのエアフロー設計(ミドルタワー以上か)

これらを確認せずに「GPU・CPU・RAMだけ見て購入」してしまうと、後から後悔することになりかねません。


パソコン おすすめモデル4選

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56V

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56V
【ZEFT Z56V スペック】
CPUIntel Core i7 14700F 20コア/28スレッド 5.30GHz(ブースト)/2.10GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースASUS Prime AP201 Tempered Glass ホワイト
マザーボードintel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z56V

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56BO

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56BO
【ZEFT Z56BO スペック】
CPUIntel Core Ultra5 235 14コア/14スレッド 5.00GHz(ブースト)/3.40GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070 (VRAM:12GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースASUS Prime AP201 Tempered Glass ホワイト
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z56BO

パソコンショップSEVEN ZEFT R61GK

パソコンショップSEVEN ZEFT R61GK
【ZEFT R61GK スペック】
CPUAMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070 (VRAM:12GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH
マザーボードAMD X870 チップセット GIGABYTE製 X870M AORUS ELITE WIFI7 ICE
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R61GK

パソコンショップSEVEN ZEFT Z52AF

パソコンショップSEVEN ZEFT Z52AF
【ZEFT Z52AF スペック】
CPUIntel Core i7 14700F 20コア/28スレッド 5.30GHz(ブースト)/2.10GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060Ti (VRAM:8GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S100 TG
マザーボードintel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
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パソコンショップSEVEN ZEFT Z52AF

完成品PCを選ぶ場合の注意点

完成品PCを選ぶ場合の注意点

カスタマイズできない完成品PCの限界

家電量販店などで販売されている完成品PCは、BTOパソコンと違ってパーツ構成を自由に変更できません。

「ゼンゼロ推奨スペック対応」と書かれていても、それが公式の最低スペックを指しているのか推奨スペックを指しているのかが曖昧なケースがあります。

完成品PCを選ぶ場合は、スペック表のGPUモデル名を必ず確認することが重要です。

「GeForce RTX搭載」とだけ書かれていて型番が不明な製品には、正直、手を出さない方が無難かもしれない。

完成品PCでも換装できるパーツがある

完成品PCでも、メモリとストレージは比較的容易に換装・増設できる場合があります。

購入後に「メモリが足りない」と感じたら、DDR5-5600規格のメモリを追加することで対応できます。

ただし、マザーボードのメモリスロット数や対応規格を事前に確認しておく必要があります。



結局、ゼンゼロ向けPCはどれを選べばいいのか

結局、ゼンゼロ向けPCはどれを選べばいいのか

答えはシンプル。

1080p・120fps以上を目指すなら、RTX 5070以上のGPUを搭載したBTOパソコンを選ぶ一択です。

完成品PCは構成の透明性が低く、電源やクーラーの詳細が分かりにくいため、ゼンゼロのような長時間・高負荷プレイには向きません。

BTOパソコンであれば、GPU・CPU・メモリ・ストレージ・電源・クーラーをすべて自分で確認・選択できます。

この記事で紹介した落とし穴を一つひとつ潰しながら構成を組めるのは、BTOパソコンならではの強みです。

ゼンゼロは今後も大型アップデートが続くタイトルです。

正直、これほど長く遊ばれるゲームになるとは思っていませんでした。

だからこそ、今のスペックだけでなく、2〜3年後の要求スペック増加を見越した構成を選ぶことが、長い目で見た最善の投資になります。


FAQ

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よくある質問

Q. ゼンゼロはスマホゲームなのに、なぜそんなに高いスペックが必要なのですか?

A. ゼンゼロのPC版はスマホ版とは別に最適化されており、グラフィック設定を上げると非常に高い処理負荷がかかります。

特に高フレームレート設定や高解像度でのプレイを目指す場合、スマホゲームという先入観は捨てた方がいいでしょう。

Q. RTX 5060Ti搭載のBTOパソコンでゼンゼロは快適に遊べますか?

A. 1080p・60fps設定であれば十分快適にプレイできます。

ただし、120fps以上を目指すとバトルシーンで安定しない場面が出てくるため、120fps以上を目標にするならRTX 5070以上を選ぶことをおすすめします。

Q. メモリは16GBと32GBでどちらを選ぶべきですか?

A. 32GBを選ぶべきです。

ゼンゼロ単体であれば16GBでも動作しますが、Discordやブラウザとの同時起動を考えると16GBでは心もとない場面が出てきます。

DDR5-5600規格の32GBが現在のゲーミングPCにおける標準的な選択肢です。

Q. BTOパソコンと完成品PCはどちらがゼンゼロ向きですか?

A. BTOパソコンの方が圧倒的におすすめです。

電源容量・CPUクーラー・メモリ規格・SSD規格をすべて自分で確認・選択できるため、この記事で紹介した落とし穴を事前に回避できます。

完成品PCはスペックの透明性が低く、長時間プレイでの安定性に不安が残ります。

Q. ゼンゼロのインストール先はSSDでなければいけませんか?

A. 必須ではありませんが、HDDへのインストールは強くおすすめしません。

ロード時間の長さとテクスチャのポップインが顕著になり、ゲーム体験が大きく損なわれます。

NVMe M.2 Gen.4 SSDへのインストールが現実的な最善策です。

Q. ゼンゼロのプレイ中にPCが突然シャットダウンする場合、何が原因ですか?

A. 電源ユニットの容量不足か、CPUまたはGPUの過熱によるサーマルスロットリングが主な原因として考えられます。

まず搭載GPUに対して電源容量が適切かどうかを確認し、次にPC内部の温度をモニタリングソフトで確認することをおすすめします。

これで原因の大半は特定できます。

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