BTOパソコンのメリット・デメリット
今回は、BTOパソコンのメリットとデメリットについてご紹介致します。
◆メリット
・カスタム自由
メーカーパソコンなどのパーツが最初から決定されておりそれに沿って販売される量産型モデルと違い、BTOパソコンは1台1台がカスタマイズ自由。そのため、同じパソコンケースを利用したとしてもCPUやメモリ・ドライブなどの構成パーツが全く違うということが起こります。
これは量産型パソコンにはないメリットとなります。自分で『この機能を使いたいからここ重視で』などという指定が可能となるため自分が望むスペックのパソコンを探し回らずとも簡単に手に入れることができます。
・自作パソコンよりも簡単
自作パソコンだと、全てのパーツを自分で集めて組み立てる工程が発生します。しかし、BTOパソコンならある程度のパーツは絞れますし(フルカスタマイズだと全て自分で選ぶことになりますが)、組み立ても『自分でやるから組み立てはしなくて良いです』と言わない限りはBTOパソコンメーカーの方で組み立ててくれます。
組み立てには細心の注意を払わなければなりませんし、初心者が自作パソコンに取り掛かるとしたら組み立て時間も膨大になることは間違いありません。BTOパソコンはその点手軽です。
・安い
高いスペックのパーツを選択すればその分高くはなりますが、メーカーパソコンで全く同じ性能のパソコンを手に入れるよりも安価にスペックが高いパソコンを手に入れることができます。メーカーパソコンには広告費や在庫管理費などが上乗せになっているのが通常です。BTOパソコンは在庫を抱えず広告費も最低限で済むので安く済むのです。
◆デメリット
・納品に時間がかかる
メーカーパソコンのように完成品を販売しているわけではありませんから、注文が入ってから作り始めるのがBTOパソコンです。そのため、頼んだ即日に手元へ来るということは稀(組立なしなら可能かもしれません)。早くても2営業日はかかると思っておいた方が良さそうです。2週間以上かかることもあります。
・販売サイトによって、サポートにバラつきがある
BTOパソコンメーカーは、BTOパソコンを購入するのは中級者以上という認識をしているところも多いです。そのため、購入サポートや相談などに関してのフォローが薄いところも存在します(知識がある人ならそういったサポートは不要なため)。ですから、初心者ならまずは販売サイトごとのサポート内容をチェックしておく必要があると言えるでしょう。