15万円から始める Vtuber向けPCの現実的な選び方

目次

Vtuber活動に必要なPCスペックの本質

Vtuber活動に必要なPCスペックの本質

配信と3Dモデルの同時処理が鍵を握る

Vtuber活動で本当に必要なのは、3Dアバターのトラッキングと配信エンコードを同時にこなせる処理能力です。

顔認識やモーションキャプチャを動かしながらYouTubeやTwitchへ配信する作業は、想像以上にCPUとGPUへ負荷をかけることが分かっています。

15万円という予算は決して潤沢ではありませんが、適切なパーツ選びをすれば充分に実用的な環境を構築できます。

多くの初心者が「高性能なグラフィックボードさえあれば大丈夫」と考えてしまいますよね。

しかし実際にはCPUの性能とメモリ容量のバランスこそが一番の肝になります。

Live2Dモデルを使うのか、3Dモデルを使うのか、さらにゲーム配信も視野に入れるのかで必要スペックは大きく変わってきます。

配信ソフトとトラッキングソフトの要求仕様

VTube StudioやAnimaze、3teneといった主要なトラッキングソフトは、いずれもマルチスレッド処理に対応しています。

OBS StudioやStreamlabs OBSなどの配信ソフトと併用する場合、CPUは最低でも8コア以上を確保した方がいいでしょう。

グラフィックボードについては、NVIDIAのNVENCエンコーダを活用することで配信時のCPU負荷を大幅に軽減できるため、GeForce系を選択するのが現実的です。

メモリは16GBでも動作しますが、ブラウザでコメントを確認しながら配信する場合は32GBあると安心感があります。

ストレージはOSとソフトウェアの起動速度に直結するため、Gen.4 SSDの1TB以上を選んでおけば作業効率が格段に向上します。

15万円予算で実現できる構成パターン

15万円予算で実現できる構成パターン

BTOパソコンで組む基本構成

BTOパソコンを活用すれば、パーツの相性問題を気にせず確実に動作する構成を手に入れられます。

15万円の予算内で最もバランスが取れているのは、Core Ultra 5 235FまたはRyzen 5 9600をベースにした構成です。

グラフィックボードはGeForce RTX5060Tiを選択することで、配信エンコードとトラッキング処理を両立できます。

具体的な構成例を表にまとめると以下のようになります。

パーツ 推奨スペック 価格目安
CPU Core Ultra 5 235F / Ryzen 5 9600 3.5万円
GPU GeForce RTX5060Ti 5.5万円
メモリ DDR5-5600 32GB 1.5万円
ストレージ Gen.4 SSD 1TB 1.2万円
マザーボード B760 / B650 1.8万円
電源 650W 80PLUS Bronze 0.8万円
ケース ミドルタワー 0.7万円

この構成であれば合計で約15万円に収まります。
BTOショップでは組み立て費用が含まれているため、実際の購入価格は若干上下しますが、大きく予算オーバーすることはないでしょう。

ゲーム配信も視野に入れた構成

「Vtuberとしてゲーム実況もやりたい」という方は多いのではないでしょうか。

その場合はグラフィックボードをGeForce RTX5070にアップグレードする必要があります。

予算を17万円程度まで引き上げることで、ApexやVALORANTといった人気タイトルを高画質設定で配信しながらプレイできる環境が整います。

CPUについてもCore Ultra 7 265FまたはRyzen 7 9700Xへ変更することで、エンコード処理の余裕が生まれます。

ゲーム配信では突発的な負荷が発生するため、スペックに余裕を持たせておくと配信中のカクつきやフレームドロップを防げます。

パーツ ゲーム配信向けスペック 価格目安
CPU Core Ultra 7 265F / Ryzen 7 9700X 5.2万円
GPU GeForce RTX5070 7.8万円
メモリ DDR5-5600 32GB 1.5万円
ストレージ Gen.4 SSD 2TB 2.0万円
マザーボード B760 / B650 1.8万円
電源 750W 80PLUS Bronze 1.0万円
ケース ミドルタワー 0.7万円

この構成なら合計で約20万円となりますが、ゲーム配信を本格的に行うなら投資する価値は充分にあります。

人気PCゲームタイトル一覧


ゲームタイトル 発売日 推奨スペック 公式
URL
Steam
URL
Street Fighter 6 / ストリートファイター6 2023/06/02 プロセッサー: Core i7 8700 / Ryzen 5 3600
グラフィック: RTX2070 / Radeon RX 5700XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
Monster Hunter Wilds
/ モンスターハンターワイルズ
2025/02/28 プロセッサー:Core i5-11600K / Ryzen 5 3600X
グラフィック: GeForce RTX 2070/ RTX 4060 / Radeon RX 6700XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
Apex Legends
/ エーペックスレジェンズ
2020/11/05 プロセッサー: Ryzen 5 / Core i5
グラフィック: Radeon R9 290/ GeForce GTX 970
メモリー: 8 GB RAM
公式 steam
ロマンシング サガ2
リベンジオブザセブン
2024/10/25 プロセッサー: Core i5-6400 / Ryzen 5 1400
グラフィック:GeForce GTX 1060 / Radeon RX 570
メモリ: 8 GB RAM
公式 steam
黒神話:悟空 2024/08/20 プロセッサー: Core i7-9700 / Ryzen 5 5500
グラフィック: GeForce RTX 2060 / Radeon RX 5700 XT / Arc A750
公式 steam
メタファー:リファンタジオ 2024/10/11 プロセッサー: Core i5-7600 / Ryzen 5 2600
グラフィック:GeForce GTX 970 / Radeon RX 480 / Arc A380
メモリ: 8 GB RAM
公式 steam
Call of Duty: Black Ops 6 2024/10/25 プロセッサー:Core i7-6700K / Ryzen 5 1600X
グラフィック: GeForce RTX 3060 / GTX 1080Ti / Radeon RX 6600XT
メモリー: 12 GB RAM
公式 steam
ドラゴンボール Sparking! ZERO 2024/10/11 プロセッサー: Core i7-9700K / Ryzen 5 3600
グラフィック:GeForce RTX 2060 / Radeon RX Vega 64
メモリ: 16 GB RAM
公式 steam
ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE 2024/06/21 プロセッサー: Core i7-8700K / Ryzen 5 3600X
グラフィック: GeForce GTX 1070 / RADEON RX VEGA 56
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
ファイナルファンタジーXIV
黄金のレガシー
2024/07/02 プロセッサー: Core i7-9700
グラフィック: GeForce RTX 2060 / Radeon RX 5600 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
Cities: Skylines II 2023/10/25 プロセッサー:Core i5-12600K / Ryzen 7 5800X
グラフィック: GeForce RTX 3080 | RadeonRX 6800 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
ドラゴンズドグマ 2 2024/03/21 プロセッサー: Core i7-10700 / Ryzen 5 3600X
グラフィック GeForce RTX 2080 / Radeon RX 6700
メモリー: 16 GB
公式 steam
サイバーパンク2077:仮初めの自由 2023/09/26 プロセッサー: Core i7-12700 / Ryzen 7 7800X3D
グラフィック: GeForce RTX 2060 SUPER / Radeon RX 5700 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
ホグワーツ・レガシー 2023/02/11 プロセッサー: Core i7-8700 / Ryzen 5 3600
グラフィック: GeForce 1080 Ti / Radeon RX 5700 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
TEKKEN 8 / 鉄拳8 2024/01/26 プロセッサー: Core i7-7700K / Ryzen 5 2600
グラフィック: GeForce RTX 2070/ Radeon RX 5700 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
Palworld / パルワールド 2024/01/19 プロセッサー: Core i9-9900K
グラフィック: GeForce RTX 2070
メモリー: 32 GB RAM
公式 steam
オーバーウォッチ 2 2023/08/11 プロセッサー:Core i7 / Ryzen 5
グラフィック: GeForce GTX 1060 / Radeon RX 6400
メモリー: 8 GB RAM
公式 steam
Monster Hunter RISE: Sunbreak
/ モンスターハンターライズ:サンブレイク
2022/01/13 プロセッサー:Core i5-4460 / AMD FX-8300
グラフィック: GeForce GTX 1060 / Radeon RX 570
メモリー: 8 GB RAM
公式 steam
BIOHAZARD RE:4 2023/03/24 プロセッサー: Ryzen 5 3600 / Core i7 8700
グラフィック: Radeon RX 5700 / GeForce GTX 1070
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
デッドバイデイライト 2016/06/15 プロセッサー: Core i3 / AMD FX-8300
グラフィック: 4GB VRAM以上
メモリー: 8 GB RAM
公式 steam
Forza Horizon 5 2021/11/09 プロセッサー: Core i5-8400 / Ryzen 5 1500X
グラフィック: GTX 1070 / Radeon RX 590
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam

CPUとGPUの選び方の実践的判断基準

CPUとGPUの選び方の実践的判断基準

パソコン おすすめモデル5選

パソコンショップSEVEN ZEFT R64M

パソコンショップSEVEN ZEFT R64M
【ZEFT R64M スペック】
CPUAMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードRadeon RX 9070XT (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
SSD SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースFractal North ホワイト
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH
マザーボードAMD B850 チップセット MSI製 PRO B850M-A WIFI
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R64M

パソコンショップSEVEN SR-ar9-9360D/S9

パソコンショップSEVEN SR-ar9-9360D/S9
【SR-ar9-9360D/S9 スペック】
CPUAMD Ryzen9 9950X 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P20C ブラック
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN SR-ar9-9360D/S9

パソコンショップSEVEN ZEFT R66J

パソコンショップSEVEN ZEFT R66J
【ZEFT R66J スペック】
CPUAMD Ryzen7 7700 8コア/16スレッド 5.30GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070 (VRAM:12GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースDeepCool CH170 PLUS Black
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R66J

パソコンショップSEVEN ZEFT R60IR

パソコンショップSEVEN ZEFT R60IR
【ZEFT R60IR スペック】
CPUAMD Ryzen9 9950X3D 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake The Tower 100 Black
CPUクーラー空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850I Lightning WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60IR

パソコンショップSEVEN ZEFT R59FB

パソコンショップSEVEN ZEFT R59FB
【ZEFT R59FB スペック】
CPUAMD Ryzen7 9700X 8コア/16スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060 (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースASUS Prime AP201 Tempered Glass ホワイト
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH
マザーボードAMD B650 チップセット ASRock製 B650M Pro X3D WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R59FB

IntelとAMDどちらを選ぶべきか

Core UltraシリーズとRyzen 9000シリーズは、どちらもVtuber活動に必要な性能を満たしています。

ただし配信エンコードの安定性を重視するなら、IntelのQuick Sync VideoとNVIDIAのNVENCを組み合わせた構成が実績豊富です。

一方でマルチタスク性能を重視するなら、Ryzen 7 9700XやRyzen 7 9800X3Dの方が優れた処理能力を発揮します。

価格面ではCore Ultra 5 235FとRyzen 5 9600がほぼ同等ですが、マザーボードの価格差も考慮する必要があります。

Intel系のB760マザーボードとAMD系のB650マザーボードは、機能面でほとんど差がないため、好みやショップの在庫状況で選んでも問題ありません。

最新CPU性能一覧


型番 コア数 スレッド数 定格クロック 最大クロック Cineスコア
Multi
Cineスコア
Single
公式
URL
価格com
URL
Core Ultra 9 285K 24 24 3.20GHz 5.70GHz 43536 2461 公式 価格
Ryzen 9 9950X 16 32 4.30GHz 5.70GHz 43286 2265 公式 価格
Ryzen 9 9950X3D 16 32 4.30GHz 5.70GHz 42307 2256 公式 価格
Core i9-14900K 24 32 3.20GHz 6.00GHz 41592 2354 公式 価格
Ryzen 9 7950X 16 32 4.50GHz 5.70GHz 39031 2075 公式 価格
Ryzen 9 7950X3D 16 32 4.20GHz 5.70GHz 38955 2046 公式 価格
Core Ultra 7 265K 20 20 3.30GHz 5.50GHz 37707 2352 公式 価格
Core Ultra 7 265KF 20 20 3.30GHz 5.50GHz 37707 2352 公式 価格
Core Ultra 9 285 24 24 2.50GHz 5.60GHz 36059 2194 公式 価格
Core i7-14700K 20 28 3.40GHz 5.60GHz 35917 2231 公式 価格
Core i9-14900 24 32 2.00GHz 5.80GHz 34148 2205 公式 価格
Ryzen 9 9900X 12 24 4.40GHz 5.60GHz 33279 2234 公式 価格
Core i7-14700 20 28 2.10GHz 5.40GHz 32908 2099 公式 価格
Ryzen 9 9900X3D 12 24 4.40GHz 5.50GHz 32796 2190 公式 価格
Ryzen 9 7900X 12 24 4.70GHz 5.60GHz 29590 2037 公式 価格
Core Ultra 7 265 20 20 2.40GHz 5.30GHz 28868 2153 公式 価格
Core Ultra 7 265F 20 20 2.40GHz 5.30GHz 28868 2153 公式 価格
Core Ultra 5 245K 14 14 3.60GHz 5.20GHz 25742 0 公式 価格
Core Ultra 5 245KF 14 14 3.60GHz 5.20GHz 25742 2172 公式 価格
Ryzen 7 9700X 8 16 3.80GHz 5.50GHz 23351 2209 公式 価格
Ryzen 7 9800X3D 8 16 4.70GHz 5.40GHz 23339 2089 公式 価格
Core Ultra 5 235 14 14 3.40GHz 5.00GHz 21094 1856 公式 価格
Ryzen 7 7700 8 16 3.80GHz 5.30GHz 19729 1935 公式 価格
Ryzen 7 7800X3D 8 16 4.50GHz 5.40GHz 17934 1813 公式 価格
Core i5-14400 10 16 2.50GHz 4.70GHz 16229 1775 公式 価格
Ryzen 5 7600X 6 12 4.70GHz 5.30GHz 15463 1979 公式 価格

グラフィックボードはGeForce一択の理由

配信エンコードにおいてNVIDIAのNVENCは圧倒的な優位性を持っています。

Radeon RX 9070XTやRX 9060XTも性能的には充分ですが、配信ソフトとの相性やドライバの安定性を考えるとGeForce RTX5060TiまたはRTX5070を選択するのが無難です。

特にOBS Studioでの設定の簡便さは、配信初心者にとって大きなメリットになります。

GeForce RTX5060Tiは1080p配信に最適化されており、ビットレート6000kbps程度での配信なら余裕を持って処理できます。

4K配信や高ビットレート配信を視野に入れるならRTX5070が必要になりますが、15万円の予算内では厳しいため、将来的なアップグレードを前提に考えた方がいいでしょう。

最新グラフィックボード(VGA)性能一覧


GPU型番 VRAM 3DMarkスコア
TimeSpy
3DMarkスコア
FireStrike
TGP 公式
URL
価格com
URL
GeForce RTX 5090 32GB 49225 101731 575W 公式 価格
GeForce RTX 5080 16GB 32504 77917 360W 公式 価格
Radeon RX 9070 XT 16GB 30483 66627 304W 公式 価格
Radeon RX 7900 XTX 24GB 30406 73279 355W 公式 価格
GeForce RTX 5070 Ti 16GB 27461 68791 300W 公式 価格
Radeon RX 9070 16GB 26797 60119 220W 公式 価格
GeForce RTX 5070 12GB 22191 56687 250W 公式 価格
Radeon RX 7800 XT 16GB 20138 50382 263W 公式 価格
Radeon RX 9060 XT 16GB 16GB 16742 39293 145W 公式 価格
GeForce RTX 5060 Ti 16GB 16GB 16170 38123 180W 公式 価格
GeForce RTX 5060 Ti 8GB 8GB 16031 37901 180W 公式 価格
Arc B580 12GB 14800 34850 190W 公式 価格
Arc B570 10GB 13894 30798 150W 公式 価格
GeForce RTX 5060 8GB 13348 32296 145W 公式 価格
Radeon RX 7600 8GB 10941 31679 165W 公式 価格
GeForce RTX 4060 8GB 10768 28528 115W 公式 価格

メモリとストレージの最適な組み合わせ

メモリとストレージの最適な組み合わせ

32GBメモリは必須ではないが推奨

16GBメモリでもVtuber活動は可能ですが、配信中にDiscordやブラウザを開くとメモリ使用率が80%を超えることがあります。

32GBあればメモリ不足によるパフォーマンス低下を気にする必要はほとんどないでしょう。

DDR5-5600が現在の主流規格であり、価格も安定しているため、最初から32GBを搭載しておくことをおすすめします。

メモリメーカーについては、MicronのCrucialブランドやGSkillが信頼性とコストパフォーマンスのバランスに優れています。

BTOパソコンを購入する場合は、メーカーを指定できるショップを選ぶと後々のトラブルを避けられます。

SSDは1TB以上を確保すべき理由

配信録画データは想像以上に容量を消費します。

1時間の配信で10GB以上のファイルが生成されることも珍しくないため、ストレージは最低でも1TBを確保した方がいいでしょう。

Gen.4 SSDなら読み込み速度が7000MB/s前後に達するため、ソフトウェアの起動やプロジェクトファイルの読み込みが快適になります。

Gen.5 SSDは確かに高速ですが、発熱が大きく価格も高いため、Vtuber用途では過剰スペックです。

WDのBlackシリーズやCrucialのP5 Plusといった定番モデルを選んでおけば、性能と信頼性の両面で満足できます。

データのバックアップ用に外付けHDDを別途用意しておくと、万が一のトラブルにも対応できます。


BTOパソコンと自作PCの現実的な比較

BTOパソコンと自作PCの現実的な比較

初心者にはBTOパソコンが圧倒的に有利

自作PCは確かにパーツ選びの自由度が高く、コストを抑えられる可能性もあります。

しかし組み立ての知識や相性問題のトラブルシューティング能力が求められるため、PC初心者には敷居が高いのが本音ではないでしょうか。

BTOパソコンなら保証が付いており、初期不良や動作不良が発生しても迅速に対応してもらえます。

特にVtuber活動を始めたばかりの段階では、PCトラブルに時間を取られるよりも配信環境の整備やコンテンツ制作に集中した方が生産的です。

BTOショップの中でもパーツメーカーを細かく指定できるショップを選べば、自作PCに近い柔軟性を確保できます。

パソコン おすすめモデル5選

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55EV

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55EV
【ZEFT Z55EV スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265KF 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7400Gbps/7000Gbps Crucial製)
ケースHYTE Y70 Touch Infinite Panda
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55EV

パソコンショップSEVEN ZEFT R61B

パソコンショップSEVEN ZEFT R61B
【ZEFT R61B スペック】
CPUAMD Ryzen7 7700 8コア/16スレッド 5.30GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070 (VRAM:12GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S200 TG ARGB Plus ブラック
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R61B

パソコンショップSEVEN ZEFT Z59Q

パソコンショップSEVEN ZEFT Z59Q
【ZEFT Z59Q スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265K 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070 (VRAM:12GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースCorsair FRAME 4000D RS ARGB Black
CPUクーラー水冷 360mmラジエータ Corsair製 水冷CPUクーラー NAUTILUS 360 RS ARGB Black
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット1000W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Corsair製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z59Q

パソコンショップSEVEN ZEFT R60RR

パソコンショップSEVEN ZEFT R60RR
【ZEFT R60RR スペック】
CPUAMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5050 (VRAM:8GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60RR

パソコンショップSEVEN ZEFT Z54E

パソコンショップSEVEN ZEFT Z54E
【ZEFT Z54E スペック】
CPUIntel Core Ultra5 245KF 14コア/14スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.20GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060 (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P20C ブラック
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z54E

自作PCのメリットが活きるケース

既にPC組み立ての経験があり、将来的なアップグレードを前提に考えているなら自作PCも選択肢に入ります。

特にケースやCPUクーラーにこだわりたい場合は、自作の方が満足度の高い構成を実現できます。

DEEPCOOLやNoctuaといった高性能な空冷クーラーを選べば、静音性と冷却性能を両立できます。

ケースについても、NZXTやLian Liのピラーレスケースを選ぶことで、見た目にもこだわった配信環境を構築できます。

ただし自作PCの場合は組み立て時間や動作確認の手間も考慮する必要があるため、配信開始までのスケジュールに余裕を持たせることが重要です。

配信ソフトとトラッキングソフトの設定最適化

配信ソフトとトラッキングソフトの設定最適化

OBS Studioの推奨設定

OBS Studioで配信する場合、エンコーダはNVENC H.264を選択するのが鉄則です。

CPUエンコードよりも負荷が低く、画質も実用レベルを確保できます。

ビットレートは6000kbps、解像度は1920×1080、フレームレートは60fpsに設定すれば、YouTubeやTwitchで快適に視聴できる配信が可能です。

プリセットはQualityまたはMax Qualityを選択することで、画質と負荷のバランスが取れます。

Look-aheadとPsycho Visual Tuningを有効にすると、動きの激しいシーンでも破綻しにくくなります。

これらの設定はGeForce RTX5060Ti以上であれば問題なく動作します。

VTube Studioの最適化ポイント

VTube Studioは比較的軽量なトラッキングソフトですが、高精度なトラッキングを行う場合はWebカメラの性能も重要になります。

Logicool C920nやC922nといった定番モデルなら、顔認識の精度と動作の安定性が確保できます。

フレームレートは30fpsで充分ですが、より滑らかな動きを求めるなら60fpsに設定することも可能です。

トラッキング精度を上げるためには、照明環境の整備も欠かせません。

顔に均等に光が当たるようリングライトやデスクライトを配置すると、トラッキングの安定性が向上します。

背景をグリーンバックにする必要はありませんが、明るさのムラが少ない環境を作ることが大切です。

周辺機器の優先順位と予算配分

周辺機器の優先順位と予算配分

マイクとオーディオインターフェースの重要性

Vtuber活動において音質は視覚以上に重要な要素です。

どれだけ高性能なPCを用意しても、マイクの音質が悪ければ視聴者は離れてしまいますよね。

最低でもAudio-TechnicaのAT2020やRode NT-USBといったコンデンサーマイクを用意することをおすすめします。

オーディオインターフェースについては、Focusrite Scarlett SoloやYamaha AG03MK2が定番です。

ノイズ除去機能やコンプレッサー機能が搭載されているため、配信音声のクオリティを大幅に向上させられます。

予算が厳しい場合はUSB接続のマイク単体でも充分ですが、将来的にはオーディオインターフェースの導入を検討した方がいいでしょう。

Webカメラと照明機器の選定

顔認識トラッキングの精度はWebカメラの性能に大きく依存します。

Logicool C920nは価格と性能のバランスが優れており、多くのVtuberが使用している実績があります。

より高精度なトラッキングを求めるなら、Logicool StreamCam C980やRazer Kiyo Proも選択肢に入ります。

照明については、リングライトが最もコストパフォーマンスに優れています。

3000円程度の製品でも充分な明るさを確保できるため、初期投資としては優先度が高いです。

顔全体に均一な光を当てることで、トラッキングの精度が安定し、配信中の表情の変化もスムーズに反映されます。

パソコン おすすめモデル4選

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56AC

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56AC
【ZEFT Z56AC スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265KF 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060 (VRAM:8GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースNZXT H6 Flow White
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z56AC

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56N

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56N
【ZEFT Z56N スペック】
CPUIntel Core Ultra5 245KF 14コア/14スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.20GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060 (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake Versa H26
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z56N

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56AF

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56AF
【ZEFT Z56AF スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265KF 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S100 TG
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z56AF

パソコンショップSEVEN ZEFT Z52CK

パソコンショップSEVEN ZEFT Z52CK
【ZEFT Z52CK スペック】
CPUIntel Core i9 14900KF 24コア/32スレッド 6.00GHz(ブースト)/3.20GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060Ti (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースDeepCool CH510 ホワイト
CPUクーラー水冷 360mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 360 Core II White
マザーボードintel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z52CK

実際の購入先とカスタマイズのポイント

実際の購入先とカスタマイズのポイント

おすすめのBTOショップと選定基準

BTOパソコンを購入する際は、パーツメーカーを指定できるショップを選ぶことが重要です。

マウスコンピューターやパソコン工房、ドスパラといった大手ショップは、カスタマイズの自由度が高く、納期も比較的短いため安心感があります。

特にメモリやストレージのメーカーを選べるショップなら、後々のトラブルを避けられます。

見積もりを取る際は、CPUクーラーのグレードアップも検討しましょう。

標準のクーラーでも動作しますが、DEEPCOOLやサイズの高性能クーラーに変更することで、動作音を抑えられます。

配信中にPCのファン音が入り込むのは絶対に避けたいですよね。


カスタマイズで優先すべき項目

BTOパソコンのカスタマイズで最も優先すべきはメモリ容量です。

標準構成が16GBの場合は必ず32GBへアップグレードしましょう。

次に重要なのがストレージで、1TBでは不安がある場合は2TBへ変更することをおすすめします。

電源ユニットについては、80PLUS Bronze以上であれば問題ありませんが、将来的なグラフィックボードのアップグレードを考えるなら750W以上を選んでおくと安心です。

ケースについては、エアフローが確保されているモデルを選ぶことが大切です。

側面が強化ガラスになっているケースは見た目が良いですが、冷却性能を優先するならメッシュパネルのケースの方が適しています。

配信環境では長時間の連続稼働が前提となるため、冷却性能は妥協しない方がいいでしょう。

予算を抑えるための具体的な妥協点

予算を抑えるための具体的な妥協点

削っても問題ないパーツ

15万円という予算内に収めるためには、いくつかの妥協点を設定する必要があります。

まずケースは見た目よりも機能性を優先し、5000円から8000円程度のスタンダードなモデルを選びましょう。

RGBライティングやピラーレス構造は魅力的ですが、配信のクオリティには直接影響しません。

CPUクーラーについても、標準付属のクーラーで充分に動作します。

Core Ultra 5 235FやRyzen 5 9600は発熱が抑えられているため、高性能なクーラーに投資する必要はほとんどないでしょう。

その分の予算をメモリやストレージに回した方が、実用面でのメリットが大きくなります。

絶対に削ってはいけないパーツ

一方でグラフィックボードとメモリは絶対に妥協してはいけません。

GeForce RTX5060Tiより下位のモデルを選ぶと、配信エンコードの負荷が高くなり、結果的にCPUへの負担が増えてしまいます。

メモリも16GBでは配信中にメモリ不足が発生するリスクがあるため、32GBは確保すべきです。

ストレージについても、500GBでは数回の配信で容量が逼迫します。

録画データを外付けHDDへ移動する手間を考えると、最初から1TB以上を搭載しておく方が効率的です。

これらのパーツをケチると、後から追加投資が必要になり、結果的に総コストが上がってしまいます。

将来的なアップグレードを見据えた構成

将来的なアップグレードを見据えた構成

拡張性を確保するマザーボード選び

BTOパソコンを購入する際は、マザーボードの拡張性も確認しておきましょう。

PCIeスロットが複数あり、M.2スロットが2つ以上搭載されているモデルなら、将来的にストレージやキャプチャーボードを追加できます。

B760やB650チップセットのマザーボードなら、必要な拡張性は充分に確保されています。

メモリスロットが4つあるマザーボードを選んでおけば、後から16GBを追加して48GBや64GBへ拡張することも可能です。

ただし最初から32GBを搭載しておけば、当面はメモリ不足に悩まされることはないため、拡張の優先度は低いです。

グラフィックボードのアップグレード計画

最初にGeForce RTX5060Tiを搭載した構成でスタートし、活動が軌道に乗ってきたらRTX5070やRTX5070Tiへアップグレードするのが現実的な戦略です。

グラフィックボードの交換は比較的簡単で、ドライバをアンインストールしてから物理的に差し替えるだけで完了します。

電源ユニットが650W以上あれば、RTX5070への換装も問題なく行えます。

RTX5070Tiやそれ以上のモデルを検討する場合は、750W以上の電源が必要になるため、最初から余裕を持った電源を選んでおくと後々の手間が省けます。

トラブルシューティングと保守のポイント

トラブルシューティングと保守のポイント

配信中のフレームドロップ対策

配信中にフレームドロップが発生する場合、まずOBS Studioのエンコード設定を見直しましょう。

プリセットをPerformanceへ下げるか、ビットレートを5000kbpsへ減らすことで負荷を軽減できます。

それでも改善しない場合は、トラッキングソフトのフレームレートを30fpsへ下げることも効果的です。

タスクマネージャーでCPUとGPUの使用率を確認し、どちらがボトルネックになっているかを特定することが大切です。

CPU使用率が常に90%を超えている場合は、バックグラウンドで動作している不要なアプリケーションを終了させましょう。

GPU使用率が高い場合は、ゲームの画質設定を下げるか、配信解像度を720pへ変更することを検討してください。

定期的なメンテナンスの重要性

PCは定期的な清掃とメンテナンスが欠かせません。

特にケース内部のホコリは冷却性能を低下させる原因になるため、3ヶ月に一度はエアダスターで清掃することをおすすめします。

CPUクーラーやグラフィックボードのファンにホコリが溜まると、動作温度が上昇し、パフォーマンスが低下してしまいますよね。

ソフトウェア面では、グラフィックドライバを常に最新版へ更新することが重要です。

NVIDIAは定期的にドライバをアップデートしており、配信ソフトとの互換性や安定性が改善されています。

Windows Updateも定期的に実行し、セキュリティパッチを適用しておきましょう。

実際の運用コストと電気代の試算

実際の運用コストと電気代の試算

配信時の消費電力と電気代

GeForce RTX5060TiとCore Ultra 5 235Fを搭載したPCの配信時の消費電力は、おおよそ250W前後です。

1時間の配信で約7円、月に100時間配信すると700円程度の電気代がかかる計算になります。

ゲーム配信の場合は消費電力が350W程度まで上昇するため、月の電気代は1000円前後を見込んでおくと安心です。

待機時の消費電力は50W程度なので、配信していない時間帯はスリープモードへ移行させることで電気代を抑えられます。

24時間稼働させる必要はないため、使用しない時間帯は電源を切るかスリープモードを活用しましょう。

周辺機器を含めた総コスト

PC本体に15万円を投資した場合、周辺機器にも最低限の予算を確保する必要があります。

マイクとオーディオインターフェースで3万円、Webカメラと照明で2万円、モニターとキーボード・マウスで3万円程度を見込むと、総額で23万円程度になります。

モニターについては、配信用とゲーム用で2台用意すると作業効率が大幅に向上します。

配信画面とコメント欄を別々のモニターで確認できるため、視聴者とのコミュニケーションがスムーズになります。

予算が厳しい場合は、最初は1台でスタートし、後から追加する形でも問題ありません。

Live2DとVRMモデルの動作要件の違い

Live2DとVRMモデルの動作要件の違い

Live2Dモデルの軽量性

Live2DモデルはVRMモデルに比べて動作が軽く、GeForce RTX5060でも充分に動作します。

FaceRigやVTube Studioといった主要ソフトは最適化が進んでおり、CPU負荷も比較的低いため、配信との同時実行でも問題が発生しにくいです。

初めてVtuber活動を始める方には、Live2Dモデルから始めることをおすすめします。

ただしLive2Dモデルは2D表現のため、角度によっては不自然な見え方になることがあります。

横を向いたり上を向いたりする動きが多い配信スタイルの場合は、3DモデルのVRM形式を検討した方がいいでしょう。

VRMモデルの要求スペック

VRMモデルは3D表現のため、Live2Dよりも高い処理能力が求められます。

特にポリゴン数が多いモデルや、物理演算が複雑なモデルを使用する場合は、GeForce RTX5060Tiでも負荷が高くなることがあります。

ゲーム配信と併用する場合は、RTX5070以上を選択することで余裕を持った動作が可能になります。

VRMモデルを使用する場合は、メモリも32GB以上を確保しておくと安心です。

モデルデータの読み込みやテクスチャの展開にメモリを消費するため、16GBでは不足する場合もあります。

将来的に高精度なモデルへ移行することを考えると、最初から余裕を持ったスペックを選んでおく方が賢明です。

配信プラットフォーム別の推奨設定

配信プラットフォーム別の推奨設定

YouTube配信の最適設定

YouTube配信では、1080p 60fpsでビットレート6000kbpsが推奨されています。

OBS Studioのエンコーダ設定でNVENC H.264を選択し、プリセットをQualityに設定すれば、視聴者にとって快適な画質を提供できます。

キーフレーム間隔は2秒に設定し、Look-aheadとPsycho Visual Tuningを有効にすることで、動きの激しいシーンでも破綻しにくくなります。

YouTubeは遅延が比較的大きいプラットフォームですが、低遅延モードを有効にすることで視聴者とのコミュニケーションがスムーズになります。

ただし低遅延モードは配信の安定性がやや低下するため、回線速度に不安がある場合は通常モードを使用した方がいいでしょう。

Twitch配信の最適設定

Twitchでは、1080p 60fpsでビットレート6000kbpsが上限となっています。

YouTube同様にNVENC H.264エンコーダを使用し、プリセットはQualityまたはMax Qualityを選択します。

Twitchはゲーム配信に特化したプラットフォームのため、動きの激しいシーンが多い場合はビットレートを上限まで使い切ることをおすすめします。

Twitchは低遅延配信が標準で有効になっているため、視聴者とのリアルタイムなやり取りが可能です。

ただしその分、回線の安定性が求められるため、有線LAN接続を使用することが重要です。

Wi-Fi接続では配信が途切れるリスクが高まるため、可能な限り有線接続を確保しましょう。

よくある質問

よくある質問

15万円の予算でゲーム配信は可能ですか

15万円の予算でもゲーム配信は可能ですが、プレイするゲームのタイトルによって快適性が変わります。

ApexやVALORANTといった比較的軽量なタイトルなら、GeForce RTX5060Tiで充分に配信しながらプレイできます。

一方でサイバーパンク2077やホグワーツレガシーといった重量級タイトルを高画質で配信する場合は、予算を17万円程度まで引き上げてRTX5070を選択した方がいいでしょう。

メモリは16GBでも大丈夫ですか

16GBでも動作はしますが、配信中にブラウザやDiscordを開くとメモリ使用率が80%を超えることがあります。

メモリ不足が発生するとスワップが発生し、動作が重くなるため、32GBを搭載しておくことを強く推奨します。

予算が厳しい場合は、最初は16GBでスタートし、後から16GBを追加する形でも対応できます。

BTOパソコンと自作PCどちらがおすすめですか

PC組み立ての経験がない場合は、BTOパソコンを選ぶことをおすすめします。

保証が付いており、初期不良や動作不良が発生しても迅速に対応してもらえるため、安心感があります。

自作PCは確かにコストを抑えられる可能性がありますが、組み立てやトラブルシューティングに時間を取られるため、配信活動に集中したい場合はBTOパソコンの方が効率的です。

配信用とゲーム用でPCを分けるべきですか

予算が潤沢にあるなら配信用とゲーム用でPCを分けることで、より安定した配信環境を構築できます。

しかし15万円の予算では1台のPCで両方をこなす必要があります。

GeForce RTX5060TiとCore Ultra 5 235Fの組み合わせなら、配信とゲームを同時に処理できるため、1台構成でも問題ありません。

将来的にアップグレードする場合、何から交換すべきですか

最初にアップグレードすべきはグラフィックボードです。

GeForce RTX5060TiからRTX5070へ交換することで、ゲーム配信の画質と安定性が大幅に向上します。

次にメモリを16GBから32GBへ増設することで、マルチタスク性能が向上します。

CPUの交換は最後で構いません。

Core Ultra 5 235FやRyzen 5 9600は充分な性能を持っているため、よほど高負荷な作業をしない限り交換の必要はないでしょう。

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