配信者が選ぶべきゲーミングPC 30万円台 最強とは?

目次

配信者向けゲーミングPCに求められる性能

配信者向けゲーミングPCに求められる性能

配信とゲームを同時にこなすマルチタスク性能

配信者が選ぶべきゲーミングPCは、ゲームプレイと配信エンコードを同時に処理できる高いマルチタスク性能が特に重要です。

30万円台という予算は、配信に必要な性能を妥協なく詰め込める絶妙なラインに位置しています

この価格帯であれば、視聴者に高画質な配信を届けながら、自分自身も快適にゲームをプレイできる環境を構築することが可能になるわけです。

配信中はゲーム本体の処理だけでなく、OBS StudioやXSplitといった配信ソフトウェアがCPUやGPUのリソースを消費し続けます。

さらにDiscordでのボイスチャット、ブラウザでのチャット確認、BGM再生など、複数のアプリケーションが同時に動作する環境が当たり前になっています。

こうした状況下でもフレームレートを維持し、配信画質を落とさないためには、単なるゲーミング性能だけでは不十分なのです。

人気PCゲームタイトル一覧


ゲームタイトル 発売日 推奨スペック 公式
URL
Steam
URL
Street Fighter 6 / ストリートファイター6 2023/06/02 プロセッサー: Core i7 8700 / Ryzen 5 3600
グラフィック: RTX2070 / Radeon RX 5700XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
Monster Hunter Wilds
/ モンスターハンターワイルズ
2025/02/28 プロセッサー:Core i5-11600K / Ryzen 5 3600X
グラフィック: GeForce RTX 2070/ RTX 4060 / Radeon RX 6700XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
Apex Legends
/ エーペックスレジェンズ
2020/11/05 プロセッサー: Ryzen 5 / Core i5
グラフィック: Radeon R9 290/ GeForce GTX 970
メモリー: 8 GB RAM
公式 steam
ロマンシング サガ2
リベンジオブザセブン
2024/10/25 プロセッサー: Core i5-6400 / Ryzen 5 1400
グラフィック:GeForce GTX 1060 / Radeon RX 570
メモリ: 8 GB RAM
公式 steam
黒神話:悟空 2024/08/20 プロセッサー: Core i7-9700 / Ryzen 5 5500
グラフィック: GeForce RTX 2060 / Radeon RX 5700 XT / Arc A750
公式 steam
メタファー:リファンタジオ 2024/10/11 プロセッサー: Core i5-7600 / Ryzen 5 2600
グラフィック:GeForce GTX 970 / Radeon RX 480 / Arc A380
メモリ: 8 GB RAM
公式 steam
Call of Duty: Black Ops 6 2024/10/25 プロセッサー:Core i7-6700K / Ryzen 5 1600X
グラフィック: GeForce RTX 3060 / GTX 1080Ti / Radeon RX 6600XT
メモリー: 12 GB RAM
公式 steam
ドラゴンボール Sparking! ZERO 2024/10/11 プロセッサー: Core i7-9700K / Ryzen 5 3600
グラフィック:GeForce RTX 2060 / Radeon RX Vega 64
メモリ: 16 GB RAM
公式 steam
ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE 2024/06/21 プロセッサー: Core i7-8700K / Ryzen 5 3600X
グラフィック: GeForce GTX 1070 / RADEON RX VEGA 56
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
ファイナルファンタジーXIV
黄金のレガシー
2024/07/02 プロセッサー: Core i7-9700
グラフィック: GeForce RTX 2060 / Radeon RX 5600 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
Cities: Skylines II 2023/10/25 プロセッサー:Core i5-12600K / Ryzen 7 5800X
グラフィック: GeForce RTX 3080 | RadeonRX 6800 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
ドラゴンズドグマ 2 2024/03/21 プロセッサー: Core i7-10700 / Ryzen 5 3600X
グラフィック GeForce RTX 2080 / Radeon RX 6700
メモリー: 16 GB
公式 steam
サイバーパンク2077:仮初めの自由 2023/09/26 プロセッサー: Core i7-12700 / Ryzen 7 7800X3D
グラフィック: GeForce RTX 2060 SUPER / Radeon RX 5700 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
ホグワーツ・レガシー 2023/02/11 プロセッサー: Core i7-8700 / Ryzen 5 3600
グラフィック: GeForce 1080 Ti / Radeon RX 5700 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
TEKKEN 8 / 鉄拳8 2024/01/26 プロセッサー: Core i7-7700K / Ryzen 5 2600
グラフィック: GeForce RTX 2070/ Radeon RX 5700 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
Palworld / パルワールド 2024/01/19 プロセッサー: Core i9-9900K
グラフィック: GeForce RTX 2070
メモリー: 32 GB RAM
公式 steam
オーバーウォッチ 2 2023/08/11 プロセッサー:Core i7 / Ryzen 5
グラフィック: GeForce GTX 1060 / Radeon RX 6400
メモリー: 8 GB RAM
公式 steam
Monster Hunter RISE: Sunbreak
/ モンスターハンターライズ:サンブレイク
2022/01/13 プロセッサー:Core i5-4460 / AMD FX-8300
グラフィック: GeForce GTX 1060 / Radeon RX 570
メモリー: 8 GB RAM
公式 steam
BIOHAZARD RE:4 2023/03/24 プロセッサー: Ryzen 5 3600 / Core i7 8700
グラフィック: Radeon RX 5700 / GeForce GTX 1070
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
デッドバイデイライト 2016/06/15 プロセッサー: Core i3 / AMD FX-8300
グラフィック: 4GB VRAM以上
メモリー: 8 GB RAM
公式 steam
Forza Horizon 5 2021/11/09 プロセッサー: Core i5-8400 / Ryzen 5 1500X
グラフィック: GTX 1070 / Radeon RX 590
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam

配信品質を左右するエンコード性能

配信品質を決定づけるのがエンコード性能。

GPUエンコーダーとCPUエンコーダーのどちらを使うかで、必要なスペックが大きく変わってきます

最近のグラフィックボードに搭載されているハードウェアエンコーダーは非常に優秀で、CPUへの負荷をかけずに高品質な配信が実現できるようになりました。

GeForce RTX 50シリーズに搭載されているNVENCエンコーダーは、第5世代Tensorコアと連携することで、従来よりも高画質かつ低ビットレートでの配信を可能にしています。

一方でRadeon RX 90シリーズも2nd世代AIアクセラレータを活用したエンコード機能を備えており、選択肢がいくつもあります。

ただしTwitchやYouTubeでの配信実績を考えると、NVENCの安定性と互換性は見逃せない要素でしょう。

配信者が直面する具体的な負荷シーン

Apex LegendsやVALORANTのような競技性の高いFPSゲームを配信する場合、144fps以上の高フレームレートを維持しながら、1080p60fpsまたは1440p60fpsでの配信を行う必要があります。

この時、ゲーム側で要求されるGPU性能と、配信エンコードで要求されるCPU・GPU性能が同時に発生するため、バランスの取れた構成が求められるのです。

またホラーゲームやRPGのような演出重視のタイトルでは、レイトレーシングやDLSS 4といった最新技術を活用した美麗なグラフィックスを視聴者に届けたいという方もいるのではないでしょうか。

こうした用途では、グラフィックボードの性能が配信品質に直結します。

30万円台の予算があれば、これらの要求を満たしつつ、将来的なアップグレードの余地も残せる構成が実現可能です。

30万円台で選ぶべきCPUの正解

30万円台で選ぶべきCPUの正解

配信に最適なCPUはCore Ultra 7 265K一択

配信用途で30万円台のゲーミングPCを組むなら、CPUはCore Ultra 7 265Kまたは265KFを選ぶのが正解です

このCPUは最新のLion Coveアーキテクチャを採用し、マルチスレッド性能とシングルスレッド性能のバランスが絶妙に調整されています。

配信ソフトウェアが複数コアを効率的に使用できる現在の環境において、Core Ultra 7 265Kの性能は配信者のニーズに完璧にマッチするわけです。

Core Ultra 7 265Kは20コア(Performance-cores 8基+Efficient-cores 12基)という構成で、ゲームプレイ中のメインスレッドをP-coreが処理し、配信エンコードや周辺タスクをE-coreが担当するという役割分担が自然に行われます。

さらにNPUを統合しているため、AI支援機能を使った配信エフェクトやノイズ除去といった処理も効率的にこなせる点が魅力的です。

価格面でもCore Ultra 7 265Kは優秀で、上位のCore Ultra 9 285Kと比較して配信用途での実質的な性能差は限定的ながら、価格差は2万円以上あります。

この差額をグラフィックボードやメモリに回した方が、配信環境全体のパフォーマンス向上につながるのです。

KF付きモデルは内蔵グラフィックスが無効化されていますが、配信用途では独立GPUを必ず使用するため、KFモデルを選んで数千円節約するのも賢い選択でしょう。

最新CPU性能一覧


型番 コア数 スレッド数 定格クロック 最大クロック Cineスコア
Multi
Cineスコア
Single
公式
URL
価格com
URL
Core Ultra 9 285K 24 24 3.20GHz 5.70GHz 43536 2461 公式 価格
Ryzen 9 9950X 16 32 4.30GHz 5.70GHz 43286 2265 公式 価格
Ryzen 9 9950X3D 16 32 4.30GHz 5.70GHz 42307 2256 公式 価格
Core i9-14900K 24 32 3.20GHz 6.00GHz 41592 2354 公式 価格
Ryzen 9 7950X 16 32 4.50GHz 5.70GHz 39031 2075 公式 価格
Ryzen 9 7950X3D 16 32 4.20GHz 5.70GHz 38955 2046 公式 価格
Core Ultra 7 265K 20 20 3.30GHz 5.50GHz 37707 2352 公式 価格
Core Ultra 7 265KF 20 20 3.30GHz 5.50GHz 37707 2352 公式 価格
Core Ultra 9 285 24 24 2.50GHz 5.60GHz 36059 2194 公式 価格
Core i7-14700K 20 28 3.40GHz 5.60GHz 35917 2231 公式 価格
Core i9-14900 24 32 2.00GHz 5.80GHz 34148 2205 公式 価格
Ryzen 9 9900X 12 24 4.40GHz 5.60GHz 33279 2234 公式 価格
Core i7-14700 20 28 2.10GHz 5.40GHz 32908 2099 公式 価格
Ryzen 9 9900X3D 12 24 4.40GHz 5.50GHz 32796 2190 公式 価格
Ryzen 9 7900X 12 24 4.70GHz 5.60GHz 29590 2037 公式 価格
Core Ultra 7 265 20 20 2.40GHz 5.30GHz 28868 2153 公式 価格
Core Ultra 7 265F 20 20 2.40GHz 5.30GHz 28868 2153 公式 価格
Core Ultra 5 245K 14 14 3.60GHz 5.20GHz 25742 0 公式 価格
Core Ultra 5 245KF 14 14 3.60GHz 5.20GHz 25742 2172 公式 価格
Ryzen 7 9700X 8 16 3.80GHz 5.50GHz 23351 2209 公式 価格
Ryzen 7 9800X3D 8 16 4.70GHz 5.40GHz 23339 2089 公式 価格
Core Ultra 5 235 14 14 3.40GHz 5.00GHz 21094 1856 公式 価格
Ryzen 7 7700 8 16 3.80GHz 5.30GHz 19729 1935 公式 価格
Ryzen 7 7800X3D 8 16 4.50GHz 5.40GHz 17934 1813 公式 価格
Core i5-14400 10 16 2.50GHz 4.70GHz 16229 1775 公式 価格
Ryzen 5 7600X 6 12 4.70GHz 5.30GHz 15463 1979 公式 価格

Ryzen 7 9800X3Dという選択肢の検討

AMD派の配信者であれば、Ryzen 7 9800X3Dも魅力的な選択肢になります。

3D V-Cacheによる大容量キャッシュは、ゲーム性能において圧倒的なアドバンテージを発揮します

特にシミュレーションゲームやオープンワールドRPGのような、キャッシュヒット率が性能に直結するタイトルでは、Core Ultra 7 265Kを上回るフレームレートを叩き出すことが分かっています。

ただし配信エンコードに関しては、Ryzen 7 9800X3DよりもCore Ultra 7 265Kの方が若干有利な場面もあります。

これはIntelのスレッドディレクターがタスクの優先順位を動的に調整する機能が、配信のような複雑なマルチタスク環境で効果を発揮するためです。

とはいえRyzen 7 9800X3Dも十分に高性能で、ゲーム性能を最優先したい配信者にとっては最良の選択となるでしょう。

価格的にはRyzen 7 9800X3DとCore Ultra 7 265Kはほぼ同等ですが、マザーボードの価格差を考慮する必要があります。

AM5プラットフォームのマザーボードは比較的安価なモデルが充実しており、トータルコストではRyzen構成の方が若干安く収まる場合もあるのです。

パソコン おすすめモデル4選

パソコンショップSEVEN ZEFT R60HP

パソコンショップSEVEN ZEFT R60HP
【ZEFT R60HP スペック】
CPUAMD Ryzen7 9700X 8コア/16スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5050 (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60HP

パソコンショップSEVEN ZEFT R61XF

パソコンショップSEVEN ZEFT R61XF
【ZEFT R61XF スペック】
CPUAMD Ryzen9 9950X 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5050 (VRAM:8GB)
メモリ64GB DDR5 (32GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースLianLi A3-mATX-WD Black
CPUクーラー水冷 360mmラジエータ Corsair製 水冷CPUクーラー NAUTILUS 360 RS ARGB Black
マザーボードAMD X870 チップセット GIGABYTE製 X870M AORUS ELITE WIFI7 ICE
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft
パソコンショップSEVEN ZEFT R61XF

パソコンショップSEVEN ZEFT Z59A

パソコンショップSEVEN ZEFT Z59A
【ZEFT Z59A スペック】
CPUIntel Core Ultra9 285K 24コア/24スレッド 5.70GHz(ブースト)/3.70GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB)
メモリ64GB DDR5 (32GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースDeepCool CH170 PLUS Black
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z59A

パソコンショップSEVEN ZEFT R60CO

パソコンショップSEVEN ZEFT R60CO
【ZEFT R60CO スペック】
CPUAMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト
CPUクーラー空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION
マザーボードAMD X870 チップセット GIGABYTE製 X870M AORUS ELITE WIFI7 ICE
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60CO

Core Ultra 9やRyzen 9は必要か

「配信するならCore Ultra 9 285Kの方がいいのでは?」と疑問に思った方もいるかもしれませんが、実際のところ30万円台という予算制約の中では、Core Ultra 9にアップグレードするよりもGPUやメモリに予算を振り分けた方が配信品質の向上につながります。

Core Ultra 9 285Kは24コア構成で確かに強力ですが、配信とゲームの同時処理においてCore Ultra 7 265Kとの体感差は限定的です。

同様にRyzen 9 9950X3Dも魅力的なCPUではありますが、16コア32スレッドという構成は配信用途ではややオーバースペック気味。

配信者が本当に必要とするのは、コア数よりもコアあたりの性能とタスク振り分けの効率性なのです。

予算に余裕があるなら、CPUのグレードアップよりもメモリを64GBに増やしたり、より高性能なグラフィックボードを選んだりする方が、配信環境の快適性向上に直結します。

配信に最適なグラフィックボードの選定

配信に最適なグラフィックボードの選定

GeForce RTX 5070Tiが配信者の最適解

30万円台の予算で配信用ゲーミングPCを組むなら、グラフィックボードはGeForce RTX 5070Tiを選ぶのが最も合理的です

このGPUはBlackwellアーキテクチャの恩恵を受けて、レイトレーシング性能とAI処理性能が大幅に向上しており、DLSS 4による画質向上とフレームレート維持を両立できます。

配信中でも高画質設定で快適にゲームをプレイできる性能を持ちながら、価格は10万円前後に抑えられているため、30万円台の構成において最もバランスが取れた選択肢といえるでしょう。

RTX 5070Tiに搭載されているNVENCエンコーダーは、配信者にとって非常に重要な機能です。

このハードウェアエンコーダーを使用することで、CPUへの負荷をほぼゼロに抑えながら、高品質な配信映像を生成できます。

OBS Studioで「NVIDIA NVENC H.264」を選択すれば、ゲームのフレームレートを犠牲にすることなく、1080p60fpsや1440p60fpsでの配信が可能になるわけです。

GDDR7メモリを搭載したRTX 5070Tiは、メモリ帯域幅が大幅に向上しており、4K解像度でのゲームプレイや配信にも対応できます。

ただし配信用途では1080pまたは1440pが主流であるため、RTX 5070Tiの性能は十分すぎるほど。

将来的に4K配信に挑戦したくなった場合でも、このGPUなら対応可能です。

最新グラフィックボード(VGA)性能一覧


GPU型番 VRAM 3DMarkスコア
TimeSpy
3DMarkスコア
FireStrike
TGP 公式
URL
価格com
URL
GeForce RTX 5090 32GB 49225 101731 575W 公式 価格
GeForce RTX 5080 16GB 32504 77917 360W 公式 価格
Radeon RX 9070 XT 16GB 30483 66627 304W 公式 価格
Radeon RX 7900 XTX 24GB 30406 73279 355W 公式 価格
GeForce RTX 5070 Ti 16GB 27461 68791 300W 公式 価格
Radeon RX 9070 16GB 26797 60119 220W 公式 価格
GeForce RTX 5070 12GB 22191 56687 250W 公式 価格
Radeon RX 7800 XT 16GB 20138 50382 263W 公式 価格
Radeon RX 9060 XT 16GB 16GB 16742 39293 145W 公式 価格
GeForce RTX 5060 Ti 16GB 16GB 16170 38123 180W 公式 価格
GeForce RTX 5060 Ti 8GB 8GB 16031 37901 180W 公式 価格
Arc B580 12GB 14800 34850 190W 公式 価格
Arc B570 10GB 13894 30798 150W 公式 価格
GeForce RTX 5060 8GB 13348 32296 145W 公式 価格
Radeon RX 7600 8GB 10941 31679 165W 公式 価格
GeForce RTX 4060 8GB 10768 28528 115W 公式 価格

RTX 5080は予算オーバーだが検討の余地あり

より高画質な配信を目指すなら、GeForce RTX 5080も選択肢に入ってきます。

RTX 5080はRTX 5070Tiと比較して約30%高い性能を持ち、4K高画質配信や複数のゲームを同時起動するような極端な使い方にも対応できます

ただし価格は15万円前後となり、30万円台の予算ではCPUやメモリ、ストレージを妥協せざるを得なくなる可能性が高いです。

RTX 5080を選ぶべき配信者は、主に4K解像度でのゲームプレイを配信したい方や、レイトレーシングを最高設定で使用したい方に限られます。

一般的な1080p・1440p配信であれば、RTX 5070Tiで十分な性能が得られるため、無理にRTX 5080を選ぶ必要はほとんどないでしょう。

予算配分を考えると、RTX 5070TiにしてメモリやCPUクーラーをアップグレードする方が、配信環境全体の快適性が向上します。


Radeon RX 9070XTという対抗馬

AMD派の配信者や、コストパフォーマンスを重視する方には、Radeon RX 9070XTも魅力的な選択肢です。

RX 9070XTはFSR 4という機械学習ベースのアップスケーリング技術に対応しており、対応ゲームでは高いパフォーマンスを発揮します

価格もRTX 5070Tiより若干安価に設定されているため、予算を他のパーツに回しやすいというメリットがあります。

ただし配信用途においては、NVENCエンコーダーの安定性と互換性がRadeonのエンコーダーを上回っているのが現実です。

TwitchやYouTubeでの配信では、NVENCを前提とした設定ガイドが多く、トラブルシューティング情報も豊富に存在します。

Radeonでも配信は可能ですが、設定の最適化に時間がかかったり、一部の配信ソフトウェアで不具合が発生したりする可能性があるため、配信初心者にはGeForceの方が無難でしょう。

それでもRX 9070XTは純粋なゲーミング性能では優れており、配信をしない時のゲームプレイでは高いフレームレートを実現できます。

配信とゲームの比重が半々くらいの方であれば、RX 9070XTを選んで浮いた予算をCPUやメモリに回すという戦略も有効です。

メモリ容量は32GBか64GBか

メモリ容量は32GBか64GBか

配信用途では32GBが最低ライン

配信を行うゲーミングPCにおいて、メモリ容量は32GBを最低ラインとして考える必要があります

ゲーム本体が8GB〜12GB、配信ソフトウェアが2GB〜4GB、ブラウザやDiscordなどの周辺アプリケーションが4GB〜6GBを消費するため、16GBでは明らかに不足してしまいますよね。

メモリ不足に陥ると、ゲームのフレームレートが低下したり、配信がカクついたり、最悪の場合はアプリケーションがクラッシュしたりするため、絶対に避けたい状況です。

DDR5-5600の32GBメモリは、現在1万5千円〜2万円程度で入手可能です。

30万円台の予算であれば、この価格帯のメモリを選ぶのは妥当な判断でしょう。

メモリメーカーはMicron(Crucial)、GSkill、Samsungあたりが信頼性と性能のバランスに優れています。

BTOパソコンを購入する場合は、これらのメーカーのメモリを選択できるショップを選ぶと安心です。

パソコン おすすめモデル4選

パソコンショップSEVEN ZEFT R60SH

パソコンショップSEVEN ZEFT R60SH
【ZEFT R60SH スペック】
CPUAMD Ryzen7 7800X3D 8コア/16スレッド 5.00GHz(ブースト)/4.20GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070 (VRAM:12GB)
メモリ64GB DDR5 (32GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P20C ブラック
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60SH

パソコンショップSEVEN ZEFT R67R

パソコンショップSEVEN ZEFT R67R
【ZEFT R67R スペック】
CPUAMD Ryzen9 9900X3D 12コア/24スレッド 5.50GHz(ブースト)/4.40GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースCorsair FRAME 4000D RS ARGB Black
CPUクーラー空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R67R

パソコンショップSEVEN ZEFT R60FN

パソコンショップSEVEN ZEFT R60FN
【ZEFT R60FN スペック】
CPUAMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードRadeon RX 9060XT (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P20C ブラック
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60FN

パソコンショップSEVEN SR-ar7-7890A/S9

パソコンショップSEVEN SR-ar7-7890A/S9
【SR-ar7-7890A/S9 スペック】
CPUAMD Ryzen7 8700G 8コア/16スレッド 5.10GHz(ブースト)/4.20GHz(ベース)
メモリ128GB DDR5 (32GB x4枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:5000Gbps/3900Gbps KIOXIA製)
ケースThermaltake S100 TG
マザーボードAMD B650 チップセット MSI製 PRO B650M-A WIFI
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN SR-ar7-7890A/S9

64GBにアップグレードすべきケース

より快適な配信環境を求めるなら、メモリを64GBにアップグレードするのも効果的です。

64GBあれば、複数のゲームを同時起動したり、動画編集ソフトを配信中に立ち上げたり、大量のブラウザタブを開いたままにしたりしても、メモリ不足に陥ることはありません

特に配信のアーカイブをすぐに編集してアップロードしたい配信者や、配信中にサムネイル作成などのクリエイティブ作業を並行して行いたい方には、64GBが推奨されます。

DDR5-5600の64GBメモリは3万円〜4万円程度で、32GBと比較して約2万円の追加投資が必要です。

30万円台の予算内で64GBを選ぶ場合、グラフィックボードやCPUのグレードを若干下げる必要が出てくるかもしれません。

この判断は配信スタイルによって変わってきますが、純粋なゲーム配信だけなら32GBで十分、配信以外のクリエイティブ作業も行うなら64GBという基準で考えるとよいかと思います。

メモリ速度は重要か

DDR5メモリには様々な速度規格が存在し、DDR5-5600からDDR5-8000以上まで選択肢がいくつもあります。

しかし配信用途においては、メモリ速度よりも容量の方が圧倒的に重要です

DDR5-5600とDDR5-7200を比較しても、配信中のフレームレートやエンコード品質に与える影響は数パーセント程度に留まります。

高速メモリは価格が大幅に上昇するため、30万円台の予算では標準的なDDR5-5600を選び、その分を容量増加やグラフィックボードのグレードアップに回す方が賢明です。

Core Ultra 7 265KもRyzen 7 9800X3DもDDR5-5600を公式サポートしており、この速度で十分な性能を発揮できます。

メモリのオーバークロックに興味がある方は別ですが、配信の安定性を最優先するなら、定格動作のメモリを選ぶのが無難でしょう。

ストレージ構成の最適解

ストレージ構成の最適解

システム用に1TB SSDは必須

配信用ゲーミングPCのストレージ構成において、システムドライブとして1TB以上のNVMe SSDを搭載するのは必須条件です

Windows OSが約30GB、配信ソフトウェアやドライバー類で約20GB、主要なゲーム3〜5本で約300GB〜500GBを消費するため、500GBのSSDでは容量不足に陥ってしまいますよね。

1TBあれば、システムとメインで遊ぶゲームを余裕を持って格納できます。

現在主流のPCIe Gen.4 SSDは、読み込み速度7,000MB/s前後、書き込み速度5,000MB/s前後という高速性能を持ち、ゲームのロード時間短縮に大きく貢献します。

メーカーはWD(WESTERN DIGITAL)、Crucial、キオクシアあたりが人気で、信頼性も高いです。

BTOパソコンを選ぶ際は、これらのメーカーのSSDを選択できるショップを優先すると良いでしょう。

PCIe Gen.5 SSDは最大14,000MB/s超という驚異的な速度を実現していますが、価格が高く発熱も大きいため、配信用途では必要性が低いです。

Gen.4 SSDで十分な速度が得られるため、Gen.5にアップグレードする予算があるなら、容量を2TBに増やす方が実用的でしょう。

録画・アーカイブ用に2TB以上の追加ストレージ

配信のアーカイブや録画データを保存するために、2TB以上の追加ストレージを用意することを強く推奨します

1時間の配信を1080p60fpsで録画すると、約10GB〜15GBのファイルサイズになります。

週に3回、各2時間の配信を行うと、月間で約180GB〜270GBのストレージを消費する計算です。

追加ストレージとしては、2TBのNVMe SSDを増設するのが理想的ですが、予算を抑えたい場合は1TBのSSDと4TBのHDDを組み合わせる方法もあります。

ただし最近のゲーミングPCではHDDの動作音が気になるという声も多く、配信中にマイクがHDDの音を拾ってしまう可能性もあるため、可能であればSSDで統一した方が快適です。

30万円台の予算内で2TBのSSDを2基搭載するのは若干厳しいかもしれませんが、最初は1TBで構築し、後から2TBのSSDを追加するという段階的なアップグレード戦略も有効です。

M.2スロットは最近のマザーボードなら2〜3基搭載されているため、拡張性は十分に確保されています。

冷却システムの重要性

冷却システムの重要性

空冷か水冷か、配信者の選択

CPUクーラーは配信用ゲーミングPCにおいて、意外と重要な要素です。

配信中はCPUが長時間高負荷状態にさらされるため、適切な冷却システムがないと熱暴走やサーマルスロットリングが発生し、配信品質が低下してしまいます

Core Ultra 7 265Kは旧世代よりも発熱が抑制されているとはいえ、配信とゲームを同時に行う状況では、それなりの冷却性能が求められるのです。

空冷CPUクーラーは価格が安く、メンテナンスも容易で、静音性に優れたモデルが多いという特徴があります。

DEEPCOOLやサイズ、Noctuaといったメーカーの高性能空冷クーラーなら、Core Ultra 7 265Kを十分に冷却できます。

価格は5千円〜1万円程度で、30万円台の予算に収めやすいのが魅力です。

一方で水冷CPUクーラーは冷却性能が高く、見た目もスタイリッシュで、オーバークロックにも対応しやすいというメリットがあります。

DEEPCOOLやCorsair、NZXTの簡易水冷クーラーは1万5千円〜2万5千円程度で、空冷よりも高価ですが、冷却性能は確実に向上します。

配信中の安定性を最優先するなら、水冷を選ぶのも賢い判断でしょう。


パソコン おすすめモデル4選

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56AC

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56AC
【ZEFT Z56AC スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265KF 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060 (VRAM:8GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースNZXT H6 Flow White
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
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パソコンショップSEVEN ZEFT Z56AC

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56N

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56N
【ZEFT Z56N スペック】
CPUIntel Core Ultra5 245KF 14コア/14スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.20GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060 (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake Versa H26
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
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パソコンショップSEVEN ZEFT Z56N

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56AF

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56AF
【ZEFT Z56AF スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265KF 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S100 TG
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z56AF

パソコンショップSEVEN ZEFT Z52CK

パソコンショップSEVEN ZEFT Z52CK
【ZEFT Z52CK スペック】
CPUIntel Core i9 14900KF 24コア/32スレッド 6.00GHz(ブースト)/3.20GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060Ti (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースDeepCool CH510 ホワイト
CPUクーラー水冷 360mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 360 Core II White
マザーボードintel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z52CK

ケースのエアフローも配信品質に影響

CPUクーラーだけでなく、PCケースのエアフロー設計も配信環境の安定性に影響します。

グラフィックボードやメモリ、SSDなども発熱するため、ケース内の空気を効率的に循環させる必要があります

最近人気のピラーレスケースは見た目が美しく、内部が見やすいため配信映えしますが、エアフロー性能はケースによって大きく異なります。

NZXTやLian Li、Antecのピラーレスケースは、デザイン性とエアフロー性能を両立したモデルが多く、配信者に人気です。

また木製パネルを使用したFractal DesignやCorsairのケースは、高級感があり、配信画面に映り込んでも違和感がありません。

RGBライティングを重視するなら、CorsairやASUSのゲーミングケースも選択肢に入ります。

BTOパソコンを購入する場合、ケースの選択肢が限られることもありますが、人気メーカーのケースを選べるショップを選ぶことで、冷却性能とデザイン性を両立できます。

配信者にとってPCケースは、単なる箱ではなく、配信画面の一部として視聴者の目に触れるものですから、こだわりを持って選びたいところです。

30万円台の具体的な構成例

30万円台の具体的な構成例

Intel構成の最適解

30万円台でIntel CPUを中心に構成する場合、以下のようなバランスが最適です。

パーツ 選択モデル 価格目安
CPU Core Ultra 7 265KF 5万5千円
グラフィックボード GeForce RTX 5070Ti 10万円
メモリ DDR5-5600 32GB 1万8千円
ストレージ 1TB NVMe SSD (Gen.4) 1万2千円
マザーボード Z890チップセット 3万円
CPUクーラー 簡易水冷 240mm 2万円
電源 850W 80PLUS Gold 1万5千円
ケース ミドルタワー 1万5千円
OS Windows 11 Home 1万5千円
合計 29万円

この構成であれば、配信とゲームを快適に両立でき、将来的なアップグレードの余地も残されています。
Core Ultra 7 265KFとRTX 5070Tiの組み合わせは、配信者にとって最もバランスの取れた選択といえます
メモリは32GBで十分ですが、予算に余裕があれば64GBにアップグレードするのも良いでしょう。

電源は850Wを選んでおけば、将来的にグラフィックボードをアップグレードする際にも対応できます。
80PLUS Gold認証以上のモデルを選ぶことで、電力効率が良く、発熱も抑えられるため、配信中の安定性が向上するのです。

AMD構成の最適解

AMD CPUを中心に構成する場合は、以下のようなバランスになります。

パーツ 選択モデル 価格目安
CPU Ryzen 7 9800X3D 6万円
グラフィックボード GeForce RTX 5070Ti 10万円
メモリ DDR5-5600 32GB 1万8千円
ストレージ 1TB NVMe SSD (Gen.4) 1万2千円
マザーボード X870チップセット 2万5千円
CPUクーラー 高性能空冷 1万円
電源 850W 80PLUS Gold 1万5千円
ケース ミドルタワー 1万5千円
OS Windows 11 Home 1万5千円
合計 29万円

Ryzen 7 9800X3Dは3D V-Cacheによってゲーム性能が非常に高く、配信中でも高フレームレートを維持できます
マザーボードはAM5プラットフォームで、将来的なCPUアップグレードにも対応しやすいのが魅力です。
CPUクーラーは空冷でも十分に冷却できるため、水冷よりも安価に抑えられます。

AMD構成の場合、マザーボードが若干安価になるため、その分をストレージやメモリに回すことも可能です。
例えば2TBのSSDにアップグレードしたり、メモリを64GBにしたりする余裕が生まれます。

コスパ重視の構成

予算を極限まで抑えつつ、配信に必要な性能を確保したい場合は、以下のような構成も検討できます。

パーツ 選択モデル 価格目安
CPU Core Ultra 5 235F 3万5千円
グラフィックボード GeForce RTX 5070 8万円
メモリ DDR5-5600 32GB 1万8千円
ストレージ 1TB NVMe SSD (Gen.4) 1万2千円
マザーボード B860チップセット 2万円
CPUクーラー 高性能空冷 8千円
電源 750W 80PLUS Gold 1万2千円
ケース ミドルタワー 1万円
OS Windows 11 Home 1万5千円
合計 23万円

この構成でも1080p60fps配信は十分に可能ですが、CPUとGPUの性能が若干控えめなため、高画質設定でのゲームプレイや1440p配信には力不足を感じるかもしれません。
ただし30万円台の予算があるなら、無理にコストを削るよりも、前述のIntel構成やAMD構成を選んだ方が、長期的な満足度は高いでしょう。

BTOパソコンか自作か

BTOパソコンか自作か

BTOパソコンのメリットと選び方

配信用ゲーミングPCを手に入れる方法として、BTOパソコンを購入するのは非常に合理的な選択です。

BTOパソコンなら、パーツの相性問題を気にせず、保証も充実しており、初心者でも安心して購入できます

特に配信を始めたばかりの方や、PCの組み立て経験がない方にとって、BTOパソコンは最も確実な選択肢といえるでしょう。

BTOパソコンを選ぶ際のポイントは、パーツメーカーを指定できるショップを選ぶことです。

メモリはMicronやGSkill、SSDはWDやCrucial、CPUクーラーはDEEPCOOLやNoctua、ケースはNZXTやCorsairといった人気メーカーを選択できるショップなら、品質と性能が保証されます。

安価なBTOパソコンでは、無名メーカーのパーツが使用されることもあるため、注意が必要です。

また配信用途であることを明示して、カスタマイズオプションを活用するのも重要です。

標準構成ではメモリが16GBだったり、ストレージが500GBだったりすることが多いため、必ず32GB以上のメモリと1TB以上のSSDにカスタマイズしましょう。

電源も余裕を持った容量を選ぶことで、配信中の安定性が向上します。

自作PCのメリットと注意点

PC組み立ての経験がある方や、パーツ選びにこだわりたい方には、自作PCという選択肢もあります。

自作PCなら、すべてのパーツを自分で選べるため、配信環境に最適化された構成を実現できます

また同じ予算でも、BTOパソコンより高性能な構成を組める場合が多いです。

ただし自作PCには、パーツの相性問題や組み立て時のトラブル、初期不良対応など、様々なリスクが伴います。

特に配信を仕事にしている方や、すぐに配信を始めたい方にとって、トラブルシューティングに時間を取られるのは大きな損失です。

自作PCを選ぶなら、十分な知識と時間的余裕があることを確認してから挑戦しましょう。

自作PCのもう一つのメリットは、将来的なアップグレードが容易な点です。

メモリやストレージの増設、グラフィックボードの交換などが自由に行えるため、配信スタイルの変化に合わせて柔軟に対応できます。

BTOパソコンでもアップグレードは可能ですが、保証が切れるリスクがあるため、自作PCの方が気軽にカスタマイズできるのです。

結局どちらを選ぶべきか

配信初心者や、PCの知識に自信がない方は、迷わずBTOパソコンを選ぶべきです。

配信環境の構築で最も重要なのは、安定して配信を続けられることであり、PCトラブルで配信が中断されるリスクを最小化することが優先されます

BTOパソコンなら、万が一のトラブル時にもサポートを受けられるため、安心して配信に集中できます。

一方で、PC自作の経験があり、パーツ選びを楽しみたい方や、予算を最大限に活用したい方は、自作PCに挑戦する価値があります。

30万円台の予算を自作PCに投じれば、BTOパソコンの35万円〜40万円クラスに匹敵する性能を実現できる可能性もあるのです。

ただし時間と労力を考慮すると、必ずしも自作PCがコストパフォーマンスに優れているとは言えません。

私自身の経験から言えば、最初の1台目はBTOパソコンで配信環境を構築し、配信に慣れてきた段階で自作PCに挑戦するというステップが最も安全で効率的だと考えています。

配信者としてのスキルとPC知識を同時に高めていくことで、より快適な配信環境を実現できるでしょう。

配信ソフトウェアとの相性

配信ソフトウェアとの相性

OBS Studioでの最適設定

配信ソフトウェアとして最も人気が高いOBS Studioは、GeForce RTX 5070TiのNVENCエンコーダーと組み合わせることで、最高の配信品質を実現できます

OBSの設定画面で「出力」タブを開き、エンコーダーを「NVIDIA NVENC H.264」に設定すれば、CPUへの負荷をほぼゼロに抑えながら高品質な配信が可能になります。

ビットレートは1080p60fps配信なら6000kbps、1440p60fps配信なら9000kbpsを目安に設定すると良いでしょう。

プリセットは「Quality」または「Max Quality」を選択することで、画質を優先した配信が実現できます。

RTX 5070Tiの性能なら、これらの設定でもゲームのフレームレートに影響を与えることはありません。

またOBS Studioのシーン構成やソース管理も、配信品質に影響します。

不要なソースを削除し、シーンをシンプルに保つことで、エンコード負荷を軽減できます。

ブラウザソースを多用する場合は、メモリ消費が増加するため、32GBのメモリでは不足する可能性もあります。

この場合は64GBへのアップグレードを検討しましょう。

XSplitやStreamlabs OBSとの比較

OBS Studio以外にも、XSplitやStreamlabs OBSといった配信ソフトウェアが存在します。

XSplitは有料ソフトウェアですが、UIが直感的で初心者にも使いやすく、エンコード品質も優れています

特にNVENCエンコーダーとの相性が良く、RTX 5070Tiの性能を最大限に引き出せます。

Streamlabs OBSは、OBS Studioをベースにしながら、配信者向けの便利機能を追加したソフトウェアです。

アラート機能やチャットボット、配信統計などが統合されており、配信管理が容易になります。

ただしOBS Studioよりもメモリ消費が多いため、32GBのメモリでは若干余裕がなくなる可能性があります。

どの配信ソフトウェアを選ぶにしても、Core Ultra 7 265KとRTX 5070Tiの組み合わせなら、十分な性能を発揮できます。

配信ソフトウェアの選択は、個人の好みや使いやすさで決めて問題ありません。

重要なのは、ハードウェアが配信ソフトウェアの要求を満たしているかどうかであり、30万円台の構成なら、どのソフトウェアでも快適に動作します。

配信プラットフォームごとの推奨設定

配信プラットフォームごとの推奨設定

Twitchでの配信設定

Twitchで配信する場合、ビットレート上限が6000kbpsに制限されているため、1080p60fps配信が現実的な選択肢になります

RTX 5070TiのNVENCエンコーダーなら、6000kbpsでも高画質な配信が可能で、視聴者に快適な視聴体験を提供できます。

解像度を1440pに上げることもできますが、ビットレート制限により画質が低下する可能性があるため、1080pに留めるのが無難でしょう。

Twitchはゲーム配信に特化したプラットフォームで、低遅延配信が重視されます。

OBS Studioの設定で「キーフレーム間隔」を2秒に設定し、「低遅延モード」を有効にすることで、視聴者とのインタラクションがスムーズになります。

Core Ultra 7 265Kの高いシングルスレッド性能は、こうした低遅延配信において大きなアドバンテージを発揮するのです。

YouTubeでの配信設定

YouTube Liveで配信する場合、ビットレート上限が緩く、1440p60fps配信や4K30fps配信も選択肢に入ってきます

RTX 5070Tiなら、1440p60fpsで9000kbps、4K30fpsで13000kbpsといった高ビットレート配信にも対応できます。

ただし視聴者の回線速度を考慮すると、1080p60fpsが最も視聴されやすい設定でしょう。

YouTubeはアーカイブ機能が充実しており、配信後の動画として残りやすいプラットフォームです。

そのため画質を重視した配信設定が推奨されます。

NVENCエンコーダーの「Max Quality」プリセットを使用し、ビットレートを高めに設定することで、アーカイブ動画の画質も向上します。

30万円台の構成なら、こうした高画質配信にも余裕で対応できるのです。

その他のプラットフォーム

ニコニコ生放送やMildom、OPENRECといった国内プラットフォームでも配信する場合、それぞれのビットレート制限や推奨設定を確認する必要があります。

ニコニコ生放送はビットレート上限が6000kbps、Mildomは8000kbps、OPENRECは9000kbpsとなっており、プラットフォームごとに最適な設定が異なります

複数のプラットフォームで同時配信を行う場合は、最も制限が厳しいプラットフォームに合わせた設定にするか、Restream.ioのような同時配信サービスを利用して、プラットフォームごとに異なる設定を適用する方法もあります。

ただし同時配信はエンコード負荷が増加するため、Core Ultra 7 265Kのような高性能CPUが必要になります。

周辺機器への投資も忘れずに

周辺機器への投資も忘れずに

マイクとオーディオインターフェース

配信品質を左右するのは、PCのスペックだけではありません。

視聴者が最も重視するのは音質であり、マイクとオーディオインターフェースへの投資は、PC本体と同じくらい重要です

30万円台の予算でPCを構築した後、最低でも2万円〜3万円はマイク関連機器に投資すべきでしょう。

コンデンサーマイクとオーディオインターフェースの組み合わせが、配信者にとって最も一般的な選択肢です。

Audio-TechnicaのAT2020やRodeのNT1-Aといったエントリークラスのコンデンサーマイクと、Focusrite Scarlett Solo(3rd Gen)やYamaha AG03MK2といったオーディオインターフェースを組み合わせれば、クリアな音質で配信できます。

USBマイクも選択肢に入りますが、配信の質を高めたいなら、XLR接続のコンデンサーマイクとオーディオインターフェースの組み合わせを選んだ方が、将来的なアップグレードの余地も残せます。

音質は配信の印象を大きく左右するため、妥協せずに選びたいところです。

キャプチャーボードとカメラ

コンシューマーゲーム機の配信を行う場合、キャプチャーボードが必要になります。

Elgato HD60 X や AVerMedia Live Gamer ULTRA 2.1 といった外付けキャプチャーボードなら、4K60fps入力に対応し、遅延も最小限に抑えられます

価格は2万円〜3万円程度で、PCのUSB 3.2ポートに接続するだけで使用できます。

顔出し配信を行う場合は、Webカメラも重要な機器です。

Logicool StreamCam や Razer Kiyo Pro といった配信者向けWebカメラは、1080p60fps撮影に対応し、オートフォーカスや露出調整も優秀です。

価格は1万5千円〜2万5千円程度で、配信の臨場感を大きく向上させます。

これらの周辺機器を含めると、配信環境全体で35万円〜40万円程度の投資が必要になります。

ただしPC本体が30万円台でしっかりとした性能を持っていれば、周辺機器は段階的に揃えていくことも可能です。

最初はマイクだけ購入し、配信に慣れてきたらカメラやキャプチャーボードを追加するという戦略も有効でしょう。

配信環境の最適化テクニック

配信環境の最適化テクニック

Windows設定の最適化

配信用PCを構築したら、Windows設定を最適化することで、さらに安定した配信環境を実現できます。

まず電源プランを「高パフォーマンス」に設定すること。

そしてバックグラウンドアプリを無効化することが重要です

これだけで、配信中のフレームレート低下やエンコードの不安定さを大幅に改善できます。

Windows 11の「設定」から「システム」→「電源」と進み、電源モードを「最適なパフォーマンス」に設定しましょう。

また「プライバシーとセキュリティ」→「バックグラウンドアプリ」で、配信に不要なアプリを無効化することで、CPUとメモリのリソースを配信に集中させられます。

さらにゲームモードを有効にすることで、Windowsがゲームと配信を優先的に処理するようになります。

「設定」→「ゲーム」→「ゲームモード」をオンにするだけで、配信中のパフォーマンスが向上するのです。

これらの設定は、30万円台のハイスペックPCでも効果を発揮します。

グラフィックドライバーの設定

NVIDIAコントロールパネルやAMD Adrenalin Softwareで、グラフィックドライバーの設定を最適化することも重要です。

NVIDIAの場合、「3D設定の管理」から「低遅延モード」を「ウルトラ」に設定し、「電源管理モード」を「パフォーマンス最大化を優先」に変更することで、配信中のフレームレートが安定します

またNVIDIA Reflex 2に対応したゲームでは、この機能を有効にすることで、入力遅延を最小化できます。

競技性の高いFPSゲームを配信する場合、Reflexの効果は非常に大きく、視聴者にも滑らかなゲームプレイを見せられます。

RTX 5070TiはReflex 2に完全対応しているため、この機能を活用しない手はありませんね。

AMDの場合は、Radeon Softwareで「Radeon Anti-Lag」や「Radeon Boost」を有効にすることで、同様の効果が得られます。

ただし配信エンコードとの相性を確認しながら設定を調整する必要があるため、実際に配信テストを行いながら最適な設定を見つけましょう。

ネットワーク環境の重要性

どれだけ高性能なPCを用意しても、ネットワーク環境が不安定では、配信品質が低下してしまいます。

配信には最低でも上り速度10Mbps以上が必要で、安定した配信を行うなら20Mbps以上が推奨されます

光回線を使用し、可能であれば有線LAN接続を行うことで、配信の安定性が大幅に向上します。

Wi-Fi接続を使用する場合は、Wi-Fi 6(802.11ax)対応のルーターとPCを使用しましょう。

Core Ultra 7 265Kを搭載したマザーボードの多くは、Wi-Fi 6Eに対応しており、5GHz帯や6GHz帯を使用することで、安定した通信が可能です。

ただし配信の安定性を最優先するなら、有線LAN接続が最も確実な選択肢といえます。

配信中にネットワークトラフィックを監視し、帯域幅が不足していないかを確認することも重要です。

OBS Studioの統計画面で「ドロップフレーム」が発生している場合、ネットワーク帯域が不足している可能性があります。

この場合はビットレートを下げるか、ネットワーク環境を改善する必要があるのです。

将来的なアップグレード戦略

将来的なアップグレード戦略

最初にアップグレードすべきパーツ

30万円台で構築した配信用PCは、数年間は快適に使用できますが、配信スタイルの変化や新しいゲームの登場により、アップグレードが必要になる場合もあります。

最初にアップグレードすべきパーツは、メモリとストレージです

32GBから64GBへのメモリ増設や、2TB SSDの追加は、比較的安価で効果が大きいアップグレードといえます。

メモリのアップグレードは、配信中に動画編集ソフトを同時起動したり、複数のゲームを切り替えながら配信したりする場合に効果を発揮します。

DDR5メモリは価格が下落傾向にあるため、1年後には64GBが現在の32GB程度の価格で購入できる可能性もあります。

その時点でアップグレードを検討するのが賢明でしょう。

ストレージの追加も、配信アーカイブが増えてくると必要になります。

2TBや4TBのSSDを追加することで、過去の配信データを保存しつつ、新しいゲームをインストールする余裕が生まれます。

M.2スロットに空きがあれば、簡単に増設できるため、初心者でも安心して挑戦できるアップグレードです。

グラフィックボードの交換タイミング

グラフィックボードは、最も高価なパーツであり、アップグレードのハードルも高いです。

RTX 5070Tiを搭載した構成なら、少なくとも3年〜4年は最新ゲームを快適に配信できるため、急いでアップグレードする必要はありません

ただし4K配信に本格的に取り組みたくなった場合や、レイトレーシングを最高設定で使用したくなった場合は、上位モデルへの交換を検討する価値があります。

グラフィックボードをアップグレードする際は、電源容量も確認しましょう。

RTX 5070Tiから上位モデルに交換する場合、消費電力が増加するため、850Wの電源では不足する可能性があります。

最初から余裕を持った電源を選んでおくことで、将来的なアップグレードがスムーズになるのです。

またグラフィックボードの世代交代は約2年周期で行われるため、次世代のRTX 60シリーズが登場するタイミングでアップグレードを検討するのも良いでしょう。

その頃にはRTX 5070Tiの中古価格も下がっているため、売却して新しいGPUを購入する資金に充てることもできます。

CPUとマザーボードの交換は慎重に

CPUとマザーボードの交換は、最も大規模なアップグレードであり、実質的に新しいPCを組むのと変わりません。

Core Ultra 7 265Kは、配信用途において数年間は第一線で活躍できる性能を持っているため、よほどの理由がない限り交換する必要はないでしょう

むしろCPUを交換するタイミングは、PC全体を新調するタイミングと考えた方が合理的です。

ただしIntelのLGA1851ソケットやAMDのAM5ソケットは、次世代CPUにも対応する可能性があるため、マザーボードを残してCPUだけアップグレードできる場合もあります。

この場合は、BIOSアップデートが必要になるため、事前に互換性を確認しましょう。

配信用途では、CPUアップグレードよりもGPUやメモリのアップグレードの方が、体感できる効果が大きいのです。

よくある質問

よくある質問

30万円以下では配信用PCは組めないのか

30万円以下でも配信用PCを組むことは可能ですが、性能に妥協が必要になります。

25万円程度の予算であれば、Core Ultra 5 235FとRTX 5070の組み合わせで、1080p60fps配信は十分に行えます。

ただし将来的なアップグレードの余地が少なくなるため、可能であれば30万円台の予算を確保した方が、長期的な満足度は高いでしょう。

ノートPCでも配信はできるか

ハイエンドゲーミングノートPCであれば、配信も可能です。

ただしデスクトップPCと比較して、冷却性能やアップグレード性に制約があるため、長時間の配信には向いていません。

また同じ予算であれば、デスクトップPCの方が高性能な構成を実現できるため、配信を本格的に行うならデスクトップPCを選ぶべきです。

配信用PCとゲーム用PCは別にすべきか

プロの配信者の中には、配信用PCとゲーム用PCを分けている方もいますが、30万円台の高性能PCであれば、1台で配信とゲームを両立できます。

2台構成にすると、初期投資が倍増し、設定も複雑になるため、初心者にはおすすめできません。

まずは1台で配信を始め、必要性を感じたら2台目を検討するという段階的なアプローチが賢明です。

中古パーツを使って予算を抑えられるか

グラフィックボードやCPUの中古品を使用することで、予算を抑えることは可能です。

ただし配信用途では、安定性と信頼性が最優先されるため、新品パーツを使用することを強く推奨します。

特にグラフィックボードは配信品質に直結するパーツであり、中古品では保証がない場合が多いため、リスクが高いです。

メモリやストレージは比較的中古でも問題ありませんが、SSDは書き込み寿命があるため、新品を選んだ方が安心でしょう。

配信用PCの寿命はどれくらいか

適切にメンテナンスを行えば、30万円台の配信用PCは5年以上使用できます。

ただし配信の要求スペックは年々上昇しているため、3年〜4年後には一部のパーツをアップグレードする必要が出てくるでしょう。

メモリやストレージの増設、グラフィックボードの交換などを行うことで、さらに長期間使用できます。

定期的な清掃とソフトウェアのアップデートを怠らなければ、配信用PCは長く活躍してくれるのです。

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